会談前に、ウクライナのゼレンスキー大統領(右)と握手する石破茂首相=17日、カナダ・カナナスキス(代表撮影・時事) 【カナナスキス時事】石破茂首相は17日午後(日本時間18日未明)、カナダ西部カナナスキスでウクライナのゼレンスキー大統領と約30分間会談した。両首脳の対面会談は初めて。首相は、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続を伝達した。
首相は「ウクライナの公正かつ永続的な平和が一日も早くもたらされるべきだ」と指摘。先進7カ国(G7)と連携し、取り組みを後押しする考えを強調した。日本が主催するウクライナの地雷除去に関する国際会議を10月22日に開催する意向も示した。
ゼレンスキー氏は、日本の支援に謝意を伝え、戦況などを説明。同氏は先進7カ国首脳会議(G7サミット)に招待されていた。

首脳会談に臨むウクライナのゼレンスキー大統領(右端)と石破茂首相(手前左)=17日、カナダ・カナナスキス

首脳会談前に握手する石破茂首相(右)とオーストラリアのアルバニージー首相=17日、カナダ・カナナスキス