
今日7日は全国各地で猛烈な暑さとなり、最高気温が35℃以上の猛暑日地点は今年初めて200地点超に。岐阜県多治見市では39℃に迫り、尋常じゃない暑さ。都心は今年初めての猛暑日を記録。明日8日も危険な暑さが続き、特に関東で猛暑日が急増する見込み。暑さに厳重警戒を。
今日7日は各地で猛烈な暑さ 猛暑日は今年初めて200地点超に
今日7日(月)、日本付近は高気圧に覆われて、広い範囲で穏やかに晴れています。日差しに加えて、南から平年を上回る暖気が流れ込み、全国各地で猛烈な暑さとなっています。
午後3時30分現在、全国でアメダスを観測している914地点のうち、207地点で最高気温が35℃以上の猛暑日となり、今年初めて200地点を超えました。
岐阜県多治見市では38.8℃、宮崎県西米良村で38.4℃、名古屋市で37.8℃、大阪市で37.6℃など体温を大幅に超える危険な暑さを記録。
東京都心は雲が多いながらも日が差して、最高気温は35.6℃まで上がり、今年初めての猛暑日を記録しました。また、北海道の内陸部でも、所々で猛暑日となり、帯広市では36.2℃と今年初めての猛暑日となっています。
昨年2024年も7月7日にかなり暑くなり、静岡市では、全国でその年初めての40℃以上が観測され、猛暑日が200地点を超えました(244地点)。今年も7月上旬の早い時期から、記録的な暑さだった昨年に迫るような暑さとなっています。
このあと日が沈んでもなかなか気温が下がりません。今夜は「七夕」で屋外で願い事をされる方もいらっしゃると思いますが、夜の間も水分をこまめにとるなど暑さ対策をしっかり行ってください。
明日8日も危険な暑さが続く 関東で猛暑日が急増
明日8日(火)も九州から北海道にかけて、広い範囲で晴れるでしょう。局地的には激しい雨や雷雨となりますが、雨が降ってもあまり気温が下がることはなく、危険な暑さが続く見込みです。
予想最高気温は、関東から西は広い範囲で35℃以上の猛暑日が続く恐れがあります。また、東京都心も35℃まで上がり、2日連続で猛暑日となるでしょう。明日8日は、埼玉県や群馬県など関東内陸部を中心に36℃以上の気温が予想され、体温を超える暑さになる所もありそうです。
熱中症への危険を周知させるための情報、「熱中症警戒アラート」は、明日8日(火)は20都道県に発表されています。東京都は6日(日)から3日連続の発表となります。
体力が奪われるような猛烈な暑さになるため、しっかり睡眠や栄養をとるように心がけましょう。
猛烈な暑さは週末にかけてとどまらず
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この危険な暑さは週末にかけて収束の気配がありません。
明日8日(火)をピークに、九州から東北にかけての内陸部は最高気温が35℃以上の猛烈な暑さとなりそうです。気温だけでなく湿度も高いため、熱中症にかかりやすい条件が長く続くでしょう。
暑いのは日中だけではありません。九州から東北南部にかけてを中心に、夜間も気温が下がらない熱帯夜が続きそうです。昼夜を問わず、暑さに備える必要があるでしょう。
夜寝ている間も暑さに無理をせず、エアコンは朝までつけっぱなしで、日中はできるだけ暑さの中での活動や外出を控えるようにしましょう。