
ハラスメントしまくっていた上司が退職後、手のひらを返すかのような連絡をしてきたら言葉を失ってしまう。投稿を寄せた50代女性は12年前、平日休みの職場で働いていた。(文:長田コウ)
「日帰りできない飛行機の距離で従姉妹の結婚式があり、土日連続で有給休暇を申請したことがあります」
「取引先の男性と不倫をしている…などの根も葉もない噂を流され」
有休明けの月曜日、親会社からの出向社員である上司に「ご迷惑をおかけしました」とお土産を渡した女性。すると、思いもよらぬ展開になってしまった。
「『迷惑かけるとわかってるなら、休まなければいいだろう!』といきなり大声で叱責されました」
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この件を皮切りに、女性に対する嫌がらせが始まったのだ。
「有休を取ってアルバイトをしている(が社は副業禁止)、取引先の男性と不倫をしている…などの根も葉もない噂を流されたり、窓のない別室に呼び出されて、他部署の仕事(PCでやればすぐなのに、わざわざ手作業指定)を数日間やらされたり」
今であれば、「ハラスメントで一発アウト」な行為を毎日受けたという。半年後、上司は「出向解除で親会社へ戻る」ことになり、同時に女性もハラスメント地獄から解放された。そして、昨年上司は定年退職したと聞いたそうだが、「二度と顔も見たくない存在」だったため挨拶もしていない状況だった。そんなある日、上司から連絡があった。
「そちらの会社で働きたいので、社長か人事部長に取り次いで欲しい」
なんと今更、元部下に向かって泣き付いてきたのだ。当然、女性は上司の願いを聞き入れるはずはなく……。【後編へ続く】
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