余命1週間「もう助からない」と言われたメダカを引き取ったら…… 1週間後の姿に「ちょっと感動…」

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2025年11月10日 20:45  ねとらぼ

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ねとらぼ

余命1週間のメダカ

 “余命わずか”と言われたメダカを引き取って育てる動画がYouTubeで公開され、「長生きして欲しいです」「生きてくれるのを祈ります」などの反響が寄せられています。


【画像】1週間後の姿


「もう手遅れ」と言われたメダカ

 動画を投稿したのは、メダカ飼育やビオトープ作りに関する情報を発信している「めだかシェフ」さんのYouTubeチャンネル(@medakachef)。以前には、感情表現豊かな“メダカの夫婦”の動画が話題になりました。


 今回の動画では、「過抱卵」で余命わずかと言われたメダカを引き取ったことを報告。「過抱卵」とは、何らかの理由でうまく産卵できず、卵が体内に溜まっておなかがパンパンになってしまった産卵異常です。


家族に迎えた理由

 めだかシェフさんは、独り身になってしまったメダカ(黒龍姫)のオス・リキくんのパートナーを探すためにメダカ屋さんに足を運んだとのこと。


 先代パートナーによく似た配色をしたメダカが目についたそうですが、おなかが今にも破裂しそうな風船のように膨らんだ「異様な姿」だったといいます。


 リキくんと仲良く夫婦生活に送る未来に思いをはせ、その子から「目が離せなかった」というめだかシェフさん。しかし、メダカ屋さんの店主からは「そいつはダメダメ。すぐに死んでしまうよ。過抱卵でもう手遅れだから……」と“余命宣告”にも近い忠告を受けたそうです。


 それでも諦めずに目で追っていると、店主から「そんなに気になるなら持って帰っていいよ」と引き取る許可が出たといいます。名前はその見た目から「タマ」ちゃんと名付けたそうです。


リキくんと対面

 リキくんのいる水槽にタマちゃんを入れてみるも、リキくんは“メダカ見知り”をしているのかそっけない反応です。リキくんと先代パートナーは絵に描いたようなラブラブ夫婦だったそうですが、見た目が似ているからといって簡単に仲良くなってくれるわけではないようです。


 タマちゃんも新しい環境に戸惑っている様子で、めだかシェフさんは「タマちゃん、無理せんでいいよ」と思わず声をかけたといいます。


命を救うために リキのまさかの行動

 過抱卵のメダカは、水質の変化や新しいオスとの接触など、新しい刺激を受けることで産卵できることもあるそうです。めだかシェフさんは「それができれば、命が助かるかもしれない」と希望を持って飼育を続けていきます。


 数日後には2匹を睡蓮鉢に移して新生活を送ってもらうことに。リキくんは、先代パートナーに見せていたように、タマちゃんの近くをクルンと回る行動を見せてくれました。よかった……!


2匹の明るい未来を願って

 続編の動画では、リキくんがタマちゃんに猛アピールを開始する様子が収められています。一方で、タマちゃんは嫌がっているような素振りを見せていました。めだかシェフさんは、今後も2匹の行く末を動画で発信していきます。


 動画は記事執筆時点で32万回再生を記録。コメント欄には、「この子達は出会うべくして出会ったのかも これからも経過を見守りたいです」「タマちゃん無事卵を産んで長生きして欲しいです」「リキちゃんタマちゃん頑張れ」「ちょっと感動…タマやん元気になってほしいわぁ」「主さまのメダカへの愛情に涙があふれてきました」などの反響が寄せられました。


動画提供:めだかシェフさん



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