

同僚が共感してくれてホッとします。義父とはせいぜい年1〜2回会う程度。その関係性を思えば、夫と同じように悲しめないのは仕方ないです。義父のお見舞いに行くこととライブは別の話だし、どちらもできると思っただけでした。


ただ同僚からは、夫の気持ちに寄り添う必要があるとも言われました。親が余命半年と言われているのに、妻は推しのライブで頭がいっぱいだったら……。たしかに、自分や自分の親のことを軽く見られているようで、ショックを受けるかもしれません。

もし私が逆の立場だったら……。親が余命を宣告されて不安でいっぱいのときに、夫が「推しのライブが楽しみだなあ」と浮かれていたら? 私はそんなふうに想像してみました。たしかにショックかもしれません。自分だけ楽しもうとしていたら、夫を傷つけてしまうのでしょう。
その恨みを一生引きずられるとしたら、この先ずっと夫婦関係がギクシャクしてしまうことも考えられます。私はタイミングが悪かったと思って、今回のライブはあきらめた方がいいのかなと思いはじめたのでした。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
|
|
|
|
