限定公開( 17 )

米俳優トム・クルーズ(63)が現地時間11日、第98回アカデミー賞国際長編映画賞の日本代表作に選出されている映画「国宝」の特別上映会を米ロサンゼルスのカルバーシアターで主催した。
上映会にはクルーズと共に、メガホンを取った李相日監督も出席。米デッドラインよると、アカデミー賞の投票権を持つ会員たちが招待され、会場は満席だったという。
「国宝」が一夜にしてハリウッド関係者を夢中にさせたといい、86の選考リストから最終ノミネーションの5作品が16日に発表されるのを前に追い風となることが期待される。
報道によると、歌舞伎の看板役者、花井半二郎役を演じる渡辺謙が、映画「ラストサムライ」(2003年)で共演したクルーズに作品を勧める手紙を送ったことがきっかけで実現したもので、作品を見たクルーズが特別上映会の主催を自ら申し出たという。
上映前には、登壇したクルーズが「本当に並外れた作品です。大スクリーンで見るべき、非常に特別な映画です」とスピーチ。「類いまれなる才能をもった監督です」と自ら紹介し、2人が握手を交わす場面もあった。クルーズは「ケン・ワタナベも出演している素晴らしい作品」だと熱弁し、会場からは大きな拍手が湧き起こった。(千歳香奈子)
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