江原啓之「人生に無駄はない。せっかくいただいた命、人生をもっと充実させて」「人と比べて生きていくなんて、もったいない!」

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2025年12月13日 20:10  TOKYO FM +

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江原啓之「人生に無駄はない。せっかくいただいた命、人生をもっと充実させて」「人と比べて生きていくなんて、もったいない!」
スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
12月7日(日)の放送では、20代半ば絵を描き始め、年下の美大生と比べてしまうという30代前半のリスナーの悩みに、江原がアドバイスを送りました。


江原啓之



<リスナーからの相談>
私は25歳ごろから絵を描き始め、美大を再受験し、現在は卒業して働きながら絵を描いています。受験の頃に出会った友人は、もちろん年下ばかりで、現在彼女たちは美大に通っており、洗練した大人びた作品を制作しており、自分よりも年下なのに絵が負けていると感じています。高校卒業後、ストレートに美大に行って美術の道へ進む方と、私のように遅れて絵を始める人の違いは何なのでしょうか。苦しいです。アドバイスいただけますと幸いです。

<江原からの回答>
私、美術もやっていたんですよ。美術の学校も行っていたので分かるんですけど、相談者さんが何を望んでいるのかが、ちょっと分からない。絵が好きで再受験して行っているんでしょうけど、ただ単に、才能に嫉妬しているのか。ただ、それだけじゃない? だから、(人と比べて自分は)負けているとか、比べるようになったらそれはアーティストじゃない。アートは比べるものではないと思う。

ただ、音楽とかの場合は、歴然と上手い下手がある。美術だって、技術的に上手い下手はありますが、あとは感性。

例えば、パブロ・ピカソは有名ですよね。皆さん多くの人が知っているピカソの絵って、多分、抽象画だと思います。顔がデフォルメされていたり。だから、美術の分からない人は「こんな絵を描いて、それで有名なんだね」なんて、ちょっと皮肉ったりするんだけど、ピカソの昔のデッサンとかをご覧になってみれば良いの。素晴らしいですよ。だから、デッサン力がものすごくあって、抽象画にいくまでには、青の時代とか赤の時代とかもありますが、それはそれで素晴らしい絵ですよ。

あと彫刻。私も彫刻をやっていましたが、彫刻だってデッサン力がないとダメなんですよ。デッサン力があって、非常にリアルな物を造って、リアルな物ができてから抽象に行くんです。最初から抽象なんてやらないんですよね。

だから、抽象になったとしても、面とか立体とか、そういったものをちゃんと理解してやっている作品というのは、はっきり分かるものですから。世の中の人がもっと美術とかを理解すると、その辺が変わると思う。

だから、そういった意味では、(美術を学んだ)相談者さんは、もっと分かるはず。それで、遅れて始めるからこそ情熱が強いのに。私もそうですよ。歌は18歳からやっていますが、本格的に始めたのは30歳ですよ。それで、今、オペラ界にいるんですよ(笑)。

だから、人生に無駄はないなって、本当に思うんですよ。せっかくいただいた命です。人生をもっと充実させて、そんな比べたりして生きていくなんて、もったいないですよ!


パーソナリティの江原啓之、パートナーの奥迫協子



●江原啓之 今夜の格言
「“人生の充実”を決めるのは、あなたなのです」


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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00〜22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30〜12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/


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