児童ポルノ、10代加害者が最多=専門家「撮らせる、見せるは性暴力」―日大三高
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2026年02月12日 15:01 時事通信社

警察庁によると、2024年に児童ポルノの被害に遭った18歳未満の子どもは1265人。だまされたり脅されたりして自分の裸を撮影し、メールなどで送らされるといった被害が最も多く、462人に上った。摘発された1424人を年代別でみると、10代が781人と最多で、このうち高校生が407人と大半を占めた。
デジタル性暴力などの被害者支援に取り組むNPO法人「ぱっぷす」の岡恵理事は「加害者が18歳未満の場合、自身の行為が児童買春・児童ポルノ禁止法に抵触すると知らずに画像を拡散してしまうことがある」と指摘する。
同法人の内田絵梨理事は「何が性暴力に当たるかという教育を受けていなければ、写真を撮らせたり、送らせたりする前に立ち止まって考えることはできない」と説明。「性的な写真を撮らせることはもちろん、写真を持つことや誰かに見せることも性暴力だと子どもたちに伝えていく必要がある」と訴える。
静岡大教育学部の塩田真吾准教授(情報教育)は「中高生の年代で、好きな人や信頼する相手に頼まれた場合、リスクを過小評価してしまうのではないか」と被害者側の心理を分析。「送った写真が悪用される可能性があると知っておくことが重要だ」と話した。
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