画像提供:マイナビニュース「ジムに通いたい」「泳ぎに行きたい」そう思いながらも、忙しい毎日の中でなかなか実行できない。そんな経験、ありませんか?
実は、がん予防のための運動習慣は、特別な場所も道具も必要ないかもしれません。内科医の上昌広先生が実践しているのは、「歩く」というシンプルな習慣です。多忙な現役医師が続けられる運動とは何か、お話を伺いました。
今回のテーマは、「がん予防のために内科医が実践する、毎日できる運動習慣」です。
特別なことは何もいらない。ただ「歩く」を続ける
上先生が実践しているのは、1万歩を目標にしたウォーキングです。忙しい日々の中でも、毎日意識的に続けられているそうです。
これまであまり運動習慣がなかった方は、いきなり1万歩という高いハードルを設ける必要はありません。まずは普段より1000〜2000歩多く歩いてみる。職場でこまめに立ち上がり、フロア内を歩いてみる。そんな小さな積み重ねが、やがて健康習慣の土台になっていきます。
まとまった運動時間が取れなくても、1日を通して歩数を積み上げることで、がん予防につながる運動量を確保できるのです。
がんの「最大のリスク」は、実は日々の習慣の中にある
上先生が強調するのは、がんの最も大きなリスク要因は「肥満」だということ。運動習慣がなく、摂取カロリーが消費カロリーを上回る生活が続くと、肥満は気づかないうちに進行していきます。
何気なく歩く習慣が、将来のがんリスクを遠ざける一手になるかもしれない。食事量と運動量、その両方に目を向けながら、無理なく続けられる生活スタイルを探してみてください。
○上 昌広(かみ まさひろ)
1993年に東京大学医学部医学科を卒業後、1999年に同大学院医学系研究科を修了。虎の門病院血液科、国立がんセンター中央病院薬物療法部での臨床経験を経て、2010年から東京大学医科学研究所にて特任教授に就任。
この記事は、医療健康情報を含むコンテンツを公開前の段階で専門医がオンライン上で確認する「メディコレWEB」の認証を受けています。(メディコレ編集部)