柳楽優弥、14歳カンヌ受賞後の葛藤を語る 20代はバイト生活「苦しい時期だった」

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2024年08月26日 15:00  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

25日放送『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に演技派俳優・柳楽優弥が登場。14歳で俳優としての成功をおさめた彼が「20歳代での葛藤」を明かし反響を呼んでいる。

■柳楽の役者人生を振り返る

12歳で初めてオーディションに挑んだ映画『誰も知らない』で俳優デビューを果たし、14歳で第57回カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞を史上最年少で獲得した柳楽。

「とんでもない役者が現れた」と一躍ときの人となった柳楽は、34歳になった現在も数多くの作品で見事な演技を披露しファンを魅了している。

今回は、番組MCの山崎育三郎と井桁弘恵がそんな柳楽の素顔や私生活、これまでの葛藤に迫っていった。

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■母・YOUが登場

『誰も知らない』で母役を演じ、いまも柳楽を「息子」のような存在と評するYOUがVTRで出演。「子供のときに有名になっちゃって、ちょっとつらかったんじゃないかと思いますけどね」「学校生活とかすっぽ抜けちゃったと思うしタイミング的に」と当時の柳楽を心配していたと語る。

柳楽もカンヌ後に得た仕事について言及。「わりと演技をこだわってしない子役を是枝(裕和)監督が選ばれてて。だからその、技術的なことがまったくわからないというか」と『誰も知らない』がドキュメンタリー風に撮影を進める「台本のない現場」だったと解説し、その後の現場で「台本を覚えるところから役柄を演じきる」俳優の基本を学んでいったと明かす。

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■役者としての葛藤

デビュー作で高い評価を受けたが、「自分のなかでギャップというか、自分のいる現在地というか実力ってものがだんだんわかってきたって感じ」だと、柳楽はその後の苦悩を告白。最近になってやっと役者としての自信がついてきたと熱弁する。

「(芝居に関して)自分がついていけてないっていう感覚のほうがスゴく強くて。毎回がんばって『こうなのかな? こうなのかな?』ってやるんですけど、やっぱいきなり演技ってうまくならないじゃないですか。そこでこう表現…なんかやっぱ毎日けっこう憂鬱だなって感じていた」と役者として葛藤する日々が続いていたと苦笑した。

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■20歳代ではバイト生活も…

若くして芸能界に入ったためほかの業界を知ろうと、20歳代には洗車や飲食店でバイト生活を送っていたと柳楽は回顧。芸能界を離れた時期は「狙ってやっただけでなく、もしかしたらその時期…僕にとってはあまりやっぱりうまくいってない時期、仕事としてはですけど。苦しい時期だったと思いますけど」と心境を明かした。

若くして成功したがゆえに苦しい20代を過ごしたという柳楽に、視聴者からも多くの感想が。「柳楽優弥氏、本当スゴい俳優だと思う」「子役からちゃんと役者さんとしてここまで来るって、周りの大人にも恵まれたんだろうけど、本人の意識の高さと努力の賜物だね」といった声が散見されている。

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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)

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  • 映画はビデオで観る。人に誘われら映画館行くけど大概は居眠りして終わり。だが、この作品と北野たけし氏の「血と骨」はしっかり観た。両作品は通低するものが二つある。→
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