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東京都武蔵野市・吉祥寺にある人気ハンバーグ店は12月11日、提供しているハンバーグが生焼けではないかという指摘がSNS上で寄せられていた件について、公式Xや公式Instagramなどで謝罪しました。保健所からの指導を受け、すでに10日から該当商品を販売中止しているということです。
●中身が生焼け状態に見える動画拡散
SNS上では6日ごろから、ナイフで切り込みを入れると、中身が生焼け状態に見える同店のチーズハンバーグを映した動画が拡散。腸管出血性大腸菌O157などによる食中毒を懸念して、「生焼け過ぎる」「ほぼ生じゃん 怖すぎ」といった声が多数寄せられていました。
同店は「この度はお騒がせして申し訳ありません」と謝罪。該当商品について、「保健所から指導を受け反省し、10日より販売中止したことをご報告させていただきます」と公表しています。
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●厚労省「中心部までしっかり火を通すことが重要」と注意喚起
なお、厚労省は公式サイトで、「メンチカツやハンバーグなどの生のひき肉から作られる製品は、動物の種類に関わらず、ひき肉に付着している病原体が中心部まで入ってしまいます」として、「多くの病原体は75℃で1分間以上の加熱で死滅することから、中心部までしっかり火を通すことが重要です」と注意喚起。
また「これらの製品は外側が焼けていても、中は生焼けになっていることがあります。中心部まで火が通っているか不安な場合は、肉汁の色や断面の色など見た目での確認が重要です。生のひき肉を使った製品は中心部までしっかり加熱して食中毒を防ぎましょう」と呼びかけています。
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