「ひいた認識がない」ひき逃げの疑いでタクシー運転手の男（77）を逮捕　横断歩道に横たわる女性（50代）をひいて死亡させたか　東京・荒川区　警視庁

きのう未明、東京・荒川区で、横断歩道上に横たわっていた50代の女性をタクシーでひいて死亡させ、現場から逃走したとして運転手の77歳の男が警視庁に逮捕されました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、埼玉県草加市のタクシー運転手・伊藤義二容疑者（77）です。

警視庁によりますと、伊藤容疑者はきのう午前3時半すぎ、荒川区東日暮里の国道をタクシーで走行していたところ、横断歩道上に横たわっていた50代の女性をひき、そのまま現場から逃走した疑いがもたれています。女性は病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。

およそ1時間後、警察官が伊藤容疑者が運転するタクシーが足立区内を走行しているところを見つけ、身柄を確保しました。

取り調べに対し、伊藤容疑者は「ひいた認識がない」と話しているということで、警視庁は当時の状況を詳しく調べています。