「好きなポーズ」をリクエストされ応えるtimeleszと候補生(上段左上から時計回りに)松島聡、菊池風磨、佐藤勝利、篠塚大輝、橋本将生、本多大夢、寺西拓人、原嘉孝、浜川路己、浅井乃我、猪俣周杜(C)モデルプレス【モデルプレス=2025/02/15】timelesz(タイムレス)による新メンバー募集のためのオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」(タイプロ)のエピソード18が2月15日にNetflixにて独占配信された。最終パフォーマンス審査の司会として嵐の櫻井翔が登場し、新たなtimeleszへエールを贈った。<※ネタバレあり/全文>
【写真】timelesz新メンバー決定 8人に◆timelesz「タイプロ」最終結果発表
新メンバーとして発表されたのは寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝。新生timeleszは8人グループとして活動していく。なお、本多大夢、浜川路己、浅井乃我は惜しくも脱落となった。
「timelesz project」は、2024年4月1日にSexy Zoneからtimeleszへ改名したと同時に発表された新メンバー募集オーディション。最終候補生は、浜川、寺西、原、橋本、猪俣、篠塚、本多、浅井の8人(5次審査順位順)で、審査では2曲の課題曲を披露。timeleszの新曲「Rock this Party」を候補生4人×2(REDチーム&BLUEチーム)+timeleszで、timelesz(Sexy Zone)の楽曲「RUN」を候補生8人でパフォーマンスし、審査はtimeleszだけでなく、特別に司会として登場した櫻井も見届けた。
◆櫻井翔「タイプロ」最終審査のMCで登場
開演前、timeleszのVTRによる紹介を経て櫻井が司会を務めたことがわかると会場はどよめき。颯爽と登場した櫻井は「僕もtimelesz projectを見守ってまいりました。本当に大きな1日となると思います。けれども、最後までどうか温かな目で見守っていただけたらと思います」とtimeleszの先輩として、オーディションの視聴者として観客に呼びかけた。
櫻井は、timeleszや候補生に緊張感が漂う中でも軽快かつ寄り添うようなトークで場を支え、最終審査をさらに愛に溢れた空間に。パフォーマンス衣装姿の菊池風磨を見ては「風磨、今日ちょっとアクセサリー多いな?」と番組内での菊池の愛ある指導をコピーするような指摘を行い、張り詰めた空気だった会場が和んだ場面もあった。
◆櫻井翔、timeleszへ約6分に渡る愛のエール
最後に櫻井へ、ついに決断のときを迫られたtimeleszへのエールが求められる一幕があり、「昨日の夜書いてきた」という何枚もの手紙に及ぶメッセージを約6分にわたって読み上げた。
まず、審査を終えた3人を労いつつ「すごいバランスのいい、人の痛みと苦しみと、努力の尊さってのを本当に知ってる3人で、素敵な3人だなってのを改めて気づかされました」と称賛。新メンバーとなる候補生を想定して「3人と候補生っていう関係ではなくなってくるから、これからはメンバー・運命共同体としてやっていくから」と力強く伝え「みんなが戦っていく、見てる相手っていうのは中じゃなくて外だから、とにかく中の仲間との絆を強く、強く強くして戦っていってほしい」と訴えかけるとともに「それこそ僕らにだってかかってきてほしいなと思ってる」と頼もしく語りかけた。
そして、ジュニアといった段階を踏まずにtimeleszの一員となる異例の立場であることについても「そんな中で忘れてほしくないのは、今いるジュニアのちっちゃい子もみんなにとっては先輩になっていくっていうこと」とメッセージ。その上で「そういったリスペクトも忘れないでいてほしいなと思うし、何かあったら、僕を含むたくさんの先輩方がいるから、ちっちゃなことでもなんでもいいから相談してもらえたらと思う。それが我々の一番強いところだと思ってるけど、ファミリーだからそれはなんでも頼ってほしい」と言葉を贈っていた。
◆櫻井翔、舞台上で読み上げたtimeleszへのエール全文
改めて皆さんお疲れ様でした。まず3人へなんですけど、聡ちゃんがこんなに優しい言葉を持ってるのかっていうのと、勝利はこんな強い言葉を持ってるのかっていうのと、風磨はこんなに俯瞰した言葉をかけられるのかっていうのも本当に驚きました。でもやっぱりそれを感じたのは、聡ちゃんの優しい言葉って、きっと自分への厳しさっていうのが中にある人なんだなって感じました。勝利の強い言葉には、弱い自分に向き合い続けてきたその足跡みたいのを感じました。風磨に関しては、一貫してみんなを引っ張ってきたっていうその自負を感じるところです。すごいバランスのいい、人の痛みと苦しみと、努力の尊さってのを本当に知ってる3人で、素敵な3人だなってのを改めて気づかされました。
仲間探しっていうことだったけど、もう僕には伴侶探しに見えておりまして。白馬に乗った白い王子様をずっと求め続けてる3人。何かっていうと「こんなとこ素敵だなあ」「こんな人、メンバーになってくれたらいいな」「でもちょっとずつ違う。あれ。なんか違う」「なんだよ、ちげえじゃねえか」…「ちょっと怒ってみよ」「ちょっと距離とってみよ」。で本番のパフォーマンスを見る。「あ、素敵」「なにこれ」…(笑)、なんかそんなね、とにかく自分たちがどんな人と一緒にいたいかってのを突き詰めてる。本当に人生のパートナーを探してる時間なんだなと思いながら見てました。ただ難しいのが、みんな痛感してるかと思うけど、「日本一踊りの上手い人集めましょう」とか、「日本一歌が上手い人集めましょう」っていうことじゃないから、どこまでいってもみんなの仲間探しっていうところが難しかったと思う。特に候補生のみんなは、こんだけ踊れる努力してこんだけ歌える努力して、それでもハマらない。なんでだろうっていうもどかしいところがある日もあったんじゃないのかなと思う。そんな日々をみんな乗り越えてきて頑張ってきた時間は、僕もすごく胸が打たれるものがありました。改めて、候補生の皆さんもお疲れ様でした。
ただ、これからは3人と候補生っていう関係ではなくなってくるから、この後の時間になってくるとは思うけど、新メンバーになりたいっていう思いで今日の今日までやってきたと思うけど、これからはメンバー・運命共同体としてやっていくから。だってもう菊池、「売れたい」って思ってんだから!その思いを足並み揃えて、一緒にみんなでやっていってもらいたいなと思う。だけど、グループでやってるから、「ムカつくな」とか「ちょっとイラつくな」とか…「あっちで俺が言ったコメントなのに、あっちで自分の言葉で言ってる」…みたいなちっちゃいことなんだけど、そんなこと積み重ねで気持ちが内に内に内に向いちゃうこともあると思う。なんだけど、結局俺らみんなtimelesz。みんなが戦っていく、見てる相手っていうのは中じゃなくて外だから、とにかく中の仲間との絆を強く、強く強くして戦っていってほしい。目黒(蓮)も言っていたけど(審査前に見学)、あくまで仲間だけど、どこまで行ってもぶち倒してやるってくらいの思いを持って。それこそ僕らにだってかかってきてほしいなと思ってる。ただ、その時に大切にしてもらえたらなと思ってるのは、何か他の人を下げて自分を上げるようなことはしてほしくないと思ってる。誰かのことを馬鹿にして、自分がちょっとよく見えるとか、誰かのことを下に言って自分がちょっと上がった気になるとか、そんなことじゃなくて、とにかく圧倒的なものになってもらいたいという風に感じてます。
正直、これまでの候補生というみんなの立場、難しいところもあるかと思う。時にtimeleszのファンの皆さんが厳しい時もあるかもしれない。だけど、そんな中で忘れてほしくないのは、今いるジュニアのちっちゃい子も、みんなにとっては先輩になっていくっていうこと。だから、そういったリスペクトも忘れないでいてほしいなと思うし、何かあったら、僕を含むたくさんの先輩方がいるから、ちっちゃなことでもなんでもいいから相談してもらえたらと思う。それが我々の一番強いところだと思ってるけど、ファミリーだからそれはなんでも頼ってほしいなと思ってます。最後に、もし今日縁がなかった人がいたとした場合ね。ただ、もう本当に言葉はないと思っています。5次のメンバーの涙、菊池の涙、NOSUKE先生の涙。あの涙以上の言葉なんてないから、特にかける言葉はないんだけれども、ただ、僕自身も同じ経験をしているところはあります。僕で言うと、ジュニアで4年間活動してたんだけど、やっぱり僕がデビューする時にどうしても離れてしまう仲間たちもいた。だからすぐに、この後またみんなでずっと仲良くっていうのはもしかしたら難しい時もあるかもしれない。だけど、ずっと仲間でいるっていうことはできるから、そんなことは大切してほしいなと思う。具体的に言うと、僕も未だに連絡とってる仲間何人もいるんだけれども、四国で国家試験取って頑張ってるやつもいれば、北関東の方で営業やって頑張ってるやつもいる。そういった仲間たちの連絡とってる中の日々のエールっていうのが自分たちのエールになってくるから。あのエールなんてのは何もステージ上からみんなに届けるもんじゃなくて、日々の日常を頑張ってるあの時の仲間の日々の日常が自分たちのエールになると思うので、どうかもし今日縁がなかったということがあったとしても、そんな日々のエールをtimeleszみんなに送ってもらいたいと思ってます。なぜなら、timeleszはみんなにエールを送り続けるからと思っています。以上、櫻井翔からでした。ありがとうございました。とにかく毎週楽しみに観てたということを伝えたかっただけです!
(modelpress編集部)
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