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北海道石狩市で4月、バッグに入れられた生後間もない男児の遺体が見つかった事件で、道警札幌北署は23日、現場付近に住む女性アルバイト(17)を死体遺棄の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は3月下旬ごろから4月13日の間、同市花川南5の5の住宅敷地内で、実子の男児の遺体を捨てたとしている。「私がやったことに間違いない」と容疑を認めているという。
事件は4月13日午後、男児の遺体が入ったバッグを見つけた近隣住人が110番し、発覚。胎盤やへその緒がついたままで、目立った外傷はなかった。
道警によると、防犯カメラの映像収集や聞き込みなどの捜査で女性の関与が浮上した。DNA型鑑定で親子関係が裏付けられた。女性は母子手帳を受け取っておらず、同居の家族は妊娠に気づいていなかったとみられる。
道警は出産の時期や場所、男児の父親は捜査中としている。遺棄の経緯や動機などを調べている。【谷口拓未】
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