
今日11日(水)午前9時、南シナ海で、台風1号「ウーティップ」が発生しました。台風の発生は今年初めてで、統計開始以来5番目に遅い発生です。台風1号は今後、大陸方面に進み、日本への直接的な影響はありませんが、熱帯育ちの非常に湿った空気が14日から15日頃、日本付近に流れ込み梅雨前線の活動が活発化するおそれがあるため注意が必要です。
台風1号「ウーティップ」発生
今日11日(水)午前9時、南シナ海で台風1号「ウーティップ」が発生しました。台風の発生は今年初めてで、統計開始以来5番目に遅い発生です。
中心気圧は994hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。
台風1号は今後、大陸方面に進み、日本への直接的な影響はありませんが、熱帯育ちの非常に湿った空気が14日から15日頃を中心に、日本付近に流れ込み梅雨前線の活動が活発化するおそれがあるため注意が必要です。
台風の名前
「ウーティップ」は、マカオが用意した名前で「ちょう(蝶)」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。