バーミンガム加入が決まった古橋亨梧 [写真]=Getty Images チャンピオンシップ(イングランド2部)昇格を果たしたバーミンガムは5日、レンヌから日本代表FW古橋亨梧を獲得したことを発表した。
現在30歳の古橋はFC岐阜でプロキャリアをスタート。2018年にヴィッセル神戸へと加入し、2021年7月にはセルティックへの完全移籍を果たした。スコットランドの地では公式戦通算165試合出場85ゴール19アシストを記録し、在籍2年目の2022−23シーズンにはスコティッシュ・プレミアシップ(国内リーグ)の最優秀選手賞(MVP)と得点王を受賞。エースストライカーとしての地位を確立すると、今年1月にレンヌへの完全移籍を決断し、欧州5大リーグへ活躍の場を移した。しかし、半年間でわずか6試合、合計120分間のプレーに留まり、今夏での退団の可能性が報じられていた。
そんななか、来季からチャンピオンシップを戦うバーミンガムが、古橋の獲得を正式発表。2028年夏までの3年契約を結んだとクラブ公式サイトで明かしている。また、イギリスメディア『スカイ』は移籍金を最大1000万ポンド(約20億円)と報道。この金額はレンヌがセルティックから古橋の獲得時に費やした移籍金と同額と見込まれる。
古橋が加入するバーミンガムは、今季のEFLリーグ1(イングランド3部)で勝ち点『111』を積み上げ、1位フィニッシュを果たしながら来季のチャンピオンシップ復帰を決めた。現在のチームでは、かつてセルティックでチームメイトであったMF岩田智輝が公式戦47試合8ゴール2アシストをマークするなど主力として活躍している。
【動画】古橋亨梧がバーミンガムのユニフォーム姿を披露
The man from Japan.
Kyōgo Furuhashi. He's ours. 🇯🇵 pic.twitter.com/Iw7QGApe96— Birmingham City FC (@BCFC) July 5, 2025