巨人・戸郷、大江の火消しに救われ1失点も…3回途中降板で新人王遠のく

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2020年10月04日 16:23  ベースボールキング

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巨人・戸郷翔征(C)KyodoNews
◆ 自己最短降板、規定投球回到達厳しく…

 新人王を目指す巨人の2年目・戸郷翔征投手(20)が4日、敵地・甲子園での阪神戦に先発登板したが、3回途中で降板した。

 戸郷は初回、二死満塁のピンチを招くも無失点スタート。2回は二死から相手先発の9番・秋山に中前打を許したがゼロを刻んだ。2点リードの3回、先頭の2番・北條に左中間を破られる二塁打を許すと、続く糸井、サンズには連続四球を与え満塁。ここで宮本コーチが、トレーナーを伴いマウンドに向かった。

 戸郷は続投したが、4番・大山にも3者連続となる四球を与えてしまい押し出し。ここで原監督がベンチを出て投手交代を告げた。無死満塁で登板した2番手・大江が、6番・ボーア、8番・小幡をいずれも空振り三振に仕留めるなど後続3人をピシャリ。圧巻の火消しで1点リードを守った。

 戸郷は大江の好救援に助けられ、2回0/3で4安打4四球を与えながらも1失点。今季の防御率は2.75となった。しかし、イニング数を稼ぐことはできず、チームの今季89試合目で自身の投球回数は78回2/3。自己最短降板で残り試合での規定投球回(チーム試合数=120)到達は厳しくなり、前夜のヤクルト戦(神宮)で好投し、ここまで92回2/3を投げ7勝3敗、防御率2.43の広島ドラフト1位・森下との新人王争いから後退する結果となった。

このニュースに関するつぶやき

  • 新人王がどうこうなんてのは周りが騒いでるだけで本人からしたら四球連発のこの降り方がとにかく悔しいと思う。高卒2年目でよくやってるよ。次に期待!!そして明日も、絶対に勝つ!!
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