自転車違反の青切符、来年4月から=反則金、最高1.2万円―道交法施行令改正へ・警察庁

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2025年04月24日 10:31  時事通信社

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時事通信社

警察庁=東京都千代田区
 自転車の交通違反を反則金制度(青切符)の対象とする改正道路交通法を巡り、警察庁は24日、反則金額を原付きバイクと同額とするなどとした同法施行令改正案を公表した。最高は運転中のスマホ使用などの1万2000円。2026年4月1日から導入予定で今後、パブリックコメント募集などを行う。

 反則金は、比較的軽微な違反に対して警察官が現場で青切符を交付し、違反者が反則金を納めれば刑事罰を科さない制度。これまでは悪質な違反に刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を交付し、それ以外は警察官が警告や指導を行ってきた。ただ、赤切符で起訴される割合は低く、取り締まりの実効性向上や交通ルール順守を促す狙いで、自転車を反則金の対象に加える改正道交法が昨年5月に成立した。

 対象は16歳以上で、青切符交付となる違反は113種類。内容や反則金額は大半が原付きバイクと共通で、信号無視(6000円)や一時不停止(5000円)など。ブレーキがないピストバイクなどの運転(5000円)、2人乗り(3000円)など、自転車固有の違反も4種類ある。 

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