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プロのインテリアスタイリストが教える“ワンルームでも部屋を広く見せるテクニック”に、YouTubeで「勉強になる!」という声が寄せられています。
【画像と動画】“部屋を広く見せる4つのコツ”を生かした配置を見る
●部屋を広く見せるための最重要ルールとは?
動画を投稿したのは、人気インテリアブランド「LOWYA」の公式YouTubeチャンネル。話題の動画では、LOWYAのインテリアスタイリスト・木下さんが6畳のお部屋を例に、“徹底的に部屋を広く見せる方法”を実演&解説しています。
冒頭で語られたのは、「部屋を広く見せる=圧迫感をなくす」という最重要ルール。この考え方をベースに、狭い部屋でも広く見せるための“4つのポイント”を教えてくれました。
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●家具の置き方&選び方がカギ
まず1つ目のポイントは「家具の配置」。家具は面積が大きく、どうしても圧迫感を生み出しやすい存在ですが、置き方次第で空間の印象がガラッと変わるのだそうです。
木下さんいわく、家具を部屋の中央に置くのはNG。理由はシンプルで、入口から窓までの視線が遮られると、部屋が狭く見えてしまうから。逆に、家具を壁側に寄せて中央に“視線の抜け”を作ることで、奥行きのあるスッキリ空間が生まれるといいます。
さらに、“入り口から見て奥にいくほど背の低い家具を配置する”というテクニックを使うと、遠近法のような効果で立体感のある空間が演出できるとのこと。これはすぐにマネしたい!
2つ目のポイントは「家具の種類」。木下さんがおすすめするのは、背の低い家具・脚付きの家具・抜け感のある家具の3つです。背の低い家具は面積が小さいため、そもそも圧迫感を与えにくいのがおすすめの理由。脚付き家具は、床と家具の間に空間ができることで、部屋に軽やかさをプラスしてくれるといいます。
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抜け感のある家具とは、視線を通しやすいガラスのテーブルや鏡のこと。特に鏡は空間が続いているように見えることで、置いているほうが部屋が広く見える場合もあるのだとか。光を反射する性質も相まって、お部屋がよりスッキリ明るくなるそうですよ!
●視覚効果や心理的特性も活用
3つ目は「フォーカルポイント」を部屋の奥に作ること。フォーカルポイントとは“視線が集まる場所”を意味しており、視線が遠くに引っ張られることで空間の奥行きを感じやすくなるといいます。観葉植物やアート、ポスターでも簡単に作れますが、木下さんのイチオシは背の高いフロアランプ。線が細くて圧迫感がないのに、視線をスッと上に引き上げてくれるため、フォーカルポイントとしてぴったりとのことです。
最後4つ目のポイントは「部屋の配色」。人間には“明るい空間を広く感じる”という心理的特性があるため、白などの明るい色をベースにするのがおすすめなんだそうです。逆に注意したいのが、赤やオレンジといった暖色系の色。これらは“進出色”と呼ばれ、前に出てくるように感じられるため、圧迫感を生む原因になりやすいのだとか。色を取り入れたい場合は、ブルーやグリーンなどの寒色・中間色を選ぶのがベター。さらに、配色は3色以内に抑えるとグッと統一感が出てまとまるそうですよ!
●感謝やリクエスト集まる
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すぐに実践しやすいテクニックに、コメント欄には「分かりやすい説明をありがとうございます」「とても勉強になりました!」といった声が続々。中には「和室が1室あるのですが、今回のこのテイストに近いお部屋のコーディネートを見たいです」「この部屋にデスクを置きたい場合どこにおけばいいでしょうか?」といった具体的なリクエストや質問のコメントも寄せられていました。
LOWYAの公式YouTubeチャンネルでは、このほかにもお部屋づくりの参考になる情報が多数発信されています。
画像提供:LOWYA
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