蓮舫 前参院議員 立憲民主党は24日の常任幹事会で、蓮舫・前参院議員(57)を参院選(7月3日公示、同20日投開票)の比例代表に擁立すると決めた。高い知名度を比例票の掘り起こしにつなげる狙いだが、党内の参院側からは異論も出ていた。
蓮舫氏は2004年の参院選東京選挙区で初当選。旧民主党政権の行政刷新担当相や旧民進党代表を務めた。4期目途中で立民を離党して昨年の東京都知事選に無所属で出馬。落選後のSNSで「国政選挙はもう考えていない」と表明していた。
小川淳也幹事長は24日の記者会見で、蓮舫氏の擁立を巡り常任幹事会では「批判を受けるのではないか」と慎重な意見もあったと明らかにした。その上で「より成熟した蓮舫さんになると思う。全面的に支援していきたい」と述べた。