ジュリアン・マクマホン Photo by Gilbert Flores/SXSW Conference & Festivals via Getty Images7月2日(現地時間)、俳優ジュリアン・マクマホン(享年56)が亡くなった。がんを患い闘病していたことを、妻ケリー・マクマホンが「Deadline」への声明で明らかにした。
オーストラリア出身のジュリアン・マクマホンは、1980年代に地元でモデルとしてキャリアをスタート。1990年代にはハリウッドに進出し、ドラマ「チャームド〜魔女3姉妹〜」のコール・ターナー役や、「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」のクリスチャン・トロイ役で人気を博した。映画では『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』のヴィラン、Dr.ドゥーム役として知られている。
『チャームド』でコールの妻フィービーを演じたアリッサ・ミラノはSNSで、「ジュリアン・マクマホン自身が魔法のような人でした。あの笑顔、笑い声、才能、存在感……。彼はドラマの中の夫以上の存在であり、かけがえのない友人でした。彼を失うなんて現実とは思えません。あまりに早すぎます。なんて不公平なのでしょう。安らかに眠ってください。あなたの笑いは、私が引き継ぎます。コールよ、永遠に。ジュリアンも永遠に」と追悼の言葉を綴った。
また、最近『The Surfer(原題)』で共演したニコラス・ケイジも「心から悲しい知らせです。ジュリアンとは6週間にわたり撮影を共にしましたが、彼は極めて才能ある俳優でした。彼と演じたシーンは、私の出演作の中でも特にお気に入りですし、ジュリアンは私が大好きな人物の一人でもあります。彼はとても優しく、知的な人でした。心よりご冥福をお祈りするとともに、ご家族に愛を送ります」と哀悼の意を表した。
ほかにもかつての共演者たちから追悼メッセージが相次いでいる。
(賀来比呂美)