女子高を舞台にした映画、出演者に“未成年飲酒”発覚 対応を説明「簡単な判断ではなく、葛藤もありながら決断に至った」

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2025年11月17日 17:42  オリコンニュース

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映画『終点のあの子』が声明(公式Xより)
 映画『終点のあの子』(2026年公開)は17日、同作公式Xを更新し、出演者の1人に未成年飲酒があったと明らかにした。メインキャストではないとした上で、対応について説明した。

【画像】映画『終点のあの子』に関しましてのご報告(全文)

 同作の製作委員会らが書面を通じて、「先般、本作出演者の1人が、未成年飲酒という事実を所属事務所(現在は退所)から報告を受けました。製作委員会としては下記のように対応・ご報告とさせていただきます」と伝えた。

 対応について「まず、当該出演者の役どころはメインキャストではございません。物語の本筋や重要なセリフに関わる役ではなく(クラスメイトの1人)、更に編集後においても映りが少ない状態となっておりました。その上で、諸般の状況を鑑みまして、そこから更に出演シーンや明確なセリフを見直し、調整をしました」と説明。

 「数秒単位の変更」となり、物語やクオリティに影響しないと判断。一方で「補足となりますが、どんな役であろうとも、画に関与している以上、全く意味のない役というものは存在しません」ともつづった。

 そして「本作は多くの方のご賛同・ご協力の元成り立っております。また10代の学校生活を主体としている内容であることからも、多くの学生や教職員の方々への広がりを期待しており、観ていただきたい作品です。ここまで約9年の歳月をかけて制作してきたことからも、簡単な判断ではなく、葛藤もありながら決断に至ったことを何卒ご理解いただけましたら幸いです。最後に、この作品を心待ちにし応援してくださっている皆様に感謝申し上げます」とつづった。

 同作は、柚木麻子氏の『終点のあの子』を実写化。吉田浩太監督作品。メインキャストは當真あみ、中島セナ、平澤宏々路、南琴奈。私立女子高校を舞台にしたストーリーが描かれる。

このニュースに関するつぶやき

  • 公開する前に対応できて被害が最小限って感じかな? 公開した後にすっぱ抜かれたら後悔することになるだろうし・・・
    • イイネ!11
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