森川智之、洋画吹替で初の一人二役を担当 メル・ギブソン監督『フライト・リスク』 甲斐田裕子も参加

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2025年02月17日 10:01  ORICON NEWS

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映画『フライト・リスク』(3月7日公開)日本語吹替版に甲斐田裕子・森川智之が参加 (C)2024 Flight Risk Holdings
 メル・ギブソン監督最新作で、マーク・ウォールバーグが主演する映画『フライト・リスク』(3月7日公開)の日本語吹替版のメインキャストとして甲斐田裕子、森川智之の参加が発表された。甲斐田は、現場復帰直後で、重要参考人の航空輸送任務に就く保安官補マドリン・ハリス役を、森川は謎多きベテランパイロットのダリル・ブース役、重要参考人ウィンストン役を一人二役で務める。あわせて、日本語吹替版予告編が解禁となった。

【動画】映画督『フライト・リスク』日本語吹替版予告編

 本作の監督を務めるのは、『リーサル・ウェポン』『マッドマックス』シリーズなどハリウッドの最前線で活躍する名優として知られながら、アカデミー賞5部門を受賞した『ブレイブハート』で監督としての才能も高く評価されたメル・ギブソン。「第89回アカデミー賞」作品賞ほか6部門へのノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』以来9年ぶりの監督最新作となる。

 ギブソン監督が本作で描くのは、絶景の大地アラスカを舞台に、上空1万フィートの航空機で繰り広げられる、命を賭けた予測不能の騙し合いの物語だ。

 主演は、『ディパーテッド』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた経歴を持ち、『トランスフォーマー』『テッド』シリーズなど名だたる大作で幅広い演技を見せてきた、マーク・ウォールバーグ。さらに、「ダウントン・アビー」シリーズの長女メアリー役で知られるミシェル・ドッカリー、『スパイダーマン3』『インターステラー』のトファー・グレイスらが脇を固める。

 甲斐田と言えばアン・ハサウェイや「ワンダーウーマン」シリーズのガル・ガドットはじめ、ハリウッド女優の吹替を数多く務めているが、ハリス役のドッカリー代表作「ダウントン・アビー」シリーズの日本語吹替版も長年担当しており、ドッカリー担当声優としても知られている。甲斐田は「今回はキリッとした保安官補で多少違いはありましたが、長い付き合いの女優さんなので違和感は全く感じずに素直に吹き替えることができました」と語っている。

 そして森川は自身初となる、一人で主要人物二役を担当。『アンチャーテッド』『バーニング・オーシャン』などでウォールバーグを、『スパイダーマン3』で敵役ヴェノムを演じたグレイスの声を担当しており、今回のオファーが実現した。

 先にグレイス演じる重要参考人を収録してから、ウォールバーグ演じるパイロットに声を当てたという森川は「パイロットをやる前提だからウィンストンの役もプラン通りにできたし、自分の声を聞きながらだったので、もう片方のパイロットの役と上手く絡めているなって思います」とコメントしている。

 あわせて解禁となった吹替版予告編では、森川が二人のキャラクターそれぞれに入り込み、見事に演じ分ける様子を垣間見ることができる。甲斐田が「映画で描かれている物事がほぼリアルな時間通りに進むので、同時体験している感じが『24 -TWENTY FOUR-』みたいで楽しい」と語る本作。緊迫感あふれる演技を繰り広げた吹替版も要チェックだ。

■甲斐田裕子(マドリン・ハリス役)のコメント

 以前ミシェル・ドッカリーを演じたのは『ダウントン・アビー』だったので、伯爵家のお嬢さん役でした。今回はキリッとした保安官補で多少違いはありましたが、長い付き合いの女優さんなので違和感は全く感じずに素直に吹き替えることができました。

 森川さんが一人で二役を演じると聞いていたので、最初に映画を観る時は二つの役がどういう関係性なのかが気になっていました。実は…!みたいな驚きの種明かしがあるのかな?なんて想像しながら、別の意味で楽しんで観てしまいました。

 約90分間で限られた登場人物しか出てきませんが、単純にそのシチュエーションを楽しめる見やすい映画になっていて面白かったです。映画で描かれている物事がほぼリアルな時間通りに進むので、同時体験している感じが『24 -TWENTY FOUR-』みたいで楽しいですよね。

■森川智之(ダリル・ブース役、ウィンストン役)のコメント

 同じ役者さんが二人の役をやっているのかと思ったら全然違ってて、一人で主要人物二役を担当すると聞いてビックリしましたが、マーク・ウォールバーグは何回かやらせてもらっていたのでうれしかったです。今回は飛び抜けて“個性的(笑)”な役だったのですが、俳優のメル・ギブソンが監督ということもあり、役者同士で話し合った部分がキャラクターに出たんだろうな、と思いながら楽しくやらせていただきました。

 でも、登場人物が少ない飛行機の上というシチュエーションで、声優としても逃げ場のない状況で本当に難しかったです。

 先にウィンストン(トファー・グレイス)を全部収録してからパイロット(マーク・ウォルバーグ)を演じたのですが、それが正解でしたね。パイロットをやる前提だからウィンストンの役もプラン通りにできたし、自分の声を聞きながらだったので、もう片方のパイロットの役と上手く絡めているなって思います。

 すごく面白い作品なので、純粋に楽しんでもらいたいし、個人的には何の予備知識もなく先入観なく吹替版を観てもらって、帰りに二人とも森川智之がやってたの?えっ!?て思って帰路についてほしいです。


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  • 森川さんは主に2つの声で活動してますけど、吹き替えでは同じトーンでやるんですかね?????
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