
雑誌連載などで人気を集めた占い師、中森じゅあんさんが5月12日、死去した。本人の事務所が13日に発表した。葬儀は近親者のみで営む。
本人の公式サイトは13日、「中森じゅあん逝去のお知らせ」を掲載。「中森じゅあんは、2025年5月12日(月)午前3時過ぎに、静かに眠るように、愛と光の世界に旅たちました」とし、「この4月14日から入院しておりましたが、すでに医学的な治療は難しい状態でした。本人の希望もあり、手術などの処置はせず、ただ痛みなどの症状を抑えることで、命の燃え尽きるその寸前まで、精一杯に活動をしておりました。最後まで十二分に命を使いきったものと思います」と報告した。
また、同事務所は「本人から皆様へのメッセージをお伝えします」として、5月5日に病床で録音されたメッセージの文字起こしも公表。「今回の人生でご縁があって、皆様にお会いできたことを、心から深く感謝しております」「わたしはこれから、愛と力と光に満ちた、暖かい世界へ向かいます」など、中森さんの言葉を伝えた。
中森さんは占い師として20年のキャリアがあり、長年に渡って雑誌「フィガロジャポン」で「中森じゅあんの算命学占い」を掲載。現在はWEB版「madame FIGARO . jp」(CEメディアハウス)で連載を担当していた。「鬼谷算命学」(三笠書房)、「幸福の扉を開きなさい」(PHP文庫)など著書多数。
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「madame FIGARO . jp」の公式サイトと公式SNSも中森さんの訃報を掲載し、「長年にわたり『中森じゅあんの算命学』に原稿をご執筆頂きました中森じゅあん先生が、2025年5月12日にご逝去されました。連載は2025年5月をもって終了とさせていただきます。謹んで哀悼の意を表します」とした。
SNS上には、訃報を知ったファンらの反応が相次いでおり、「中森じゅあん先生、どうか安らかに」「逝去されていたなんて悲しい」「ショックです」「フィガロの連載、楽しみでした」「大変お世話になりました」「たくさんの言葉をありがとうございました」といった驚きや感謝の声が並んでいる。