「目が合う=好かれてる」は勘違い? 男女の視線が意味するものの違い

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2014年01月22日 08:00  ヒトメボ

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ヒトメボ

目が合うからって、好かれているとはかぎりませんよ!
あ、また彼と目が合っちゃった♪ もう、私のこと好きなんじゃないの? …な〜んて思うこと、ありますよね? でも、目が合ったくらいで好きだなんて、ちょっと自意識過剰な気も…。そこのところ、どうなんでしょうか?

目を見つめられるとなぜドキっとするの? 恋愛に使える「視線」のパワーを紐解く!

「男女で視線の意味するものは違うんですよ」とは恋愛科学研究所所長の荒牧佳代さん。その話、詳しく教えてください!


【”目を見る”男女の心理】

■男性→好意がある
基本的に狩猟本能を先行させるのが自然な行動。気になる女性、もしくは攻略できるであろうと予測した相手のことや相手の目を見る。そのため、女性の反応を確かめようとして、会話しているときに相手の目を見る。目が合う場合は、好意があると思ってよい。

■女性→好意の有無は関係ない
女性は攻略する男性に対し、多くの場合は受け身なため、自分に言い寄ってきた男性を観察し、自分にふさわしい相手か見極めようとして、会話中に相手のことや相手の目を見る。通常、女性が相手の目を見るのは好意の有無と無関係なことが多い。

 では、逆に「目を見ない」心理はというと…


【”目を見ない”男女の心理】

■男性→興味がないor手強いと認識している
目を見ない、もしくは女性のほうを見ない場合は、興味がない証拠ともいえる。ただし、相手のことを手強いと認識している場合は、緊張し目をそらすことがある。

■女性→興味がないorとても好意がある
男性同様、興味のないものは見ない傾向にあるが、とても気になっている好意がある相手の場合も、目を見られないほど緊張して相手を直視できない傾向がある。

 男性が女性を見るのは「攻略」のため。女性が男性を見るのは「観察」のため。同じ「目を見る」でも、男女の視線の意味することがこんなに違うなんて!

「恋愛において男性は、主に視覚と聴覚で相手を見極めるため、好きな人のことは見てしまいますし、好きな人の声がすれば振り返って探してしまうでしょう。男性が女性に向ける視線は、かなりストレートだと思っていいです。特に、離れた距離で目が合う場合は、相手が常に自分を探していた、目で追っていたということ。これはかなり思いが強く、目が合う回数が多いほど両思いの確率が高いです」(同)

 なるほど、男性とよく目が合う場合は“好かれてる”と思っていいんですね! では、女性の視線に好意が含まれないのはどうして?

「女性は男性と性質が違い、恋愛において触覚と嗅覚が敏感に反応しますが、受け身の恋愛が多いため、視覚による反応も受け身傾向になります。よって、自分に言い寄ってきた男性を“自分にふさわしい相手かどうか”見定める立場に。女性が男性をじっと見るのは、健康かどうか、優秀かどうか、嘘つきではないか…などを観察するため。好きだから見ているとは限らないんです」(同)

 女性として、そんな自覚はなかったものの、言われてみれば納得。たしかにそういう側面はあるかも!

「また、逆に相手に好意がある場合、近い距離では好きな人ほど“心を見透かされまい”として、視線を合わせないように動きます。これは、緊張を悟られ、男性に優位に立たれるのを避けようとする心理的な防衛本能からくるもの。好きな分、傷つきたくないからです。なので、女性と目が合うことが多くてもすぐ逸らされてしまうなら、逆に脈あり。かなり気になっている証拠です」(同)

 ちなみに「女性は相手の男性が自分にふさわしいかどうかを確かめるため、気になる男性にはいろいろ質問する傾向にある」と荒牧さん。男性は、女性の視線よりも質問の数を気にしたほうが、相手の好意をはかりやすいかもしれませんね。

(小倉杏)

このニュースに関するつぶやき

  • 失礼のないよう目を見て話すようにしてます。ただ、イケメンは別…目が合わないよう気を付けてチラチラ見てます(´Δ`)目が合えば恥ずかしいけど見目麗しい方を見るのは好きなんだもん(笑)
    • イイネ!3
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