今冬の移籍市場に言及したラツィオのレヤ監督 [写真]=Getty Imagesラツィオのエドアルド・レヤ監督が、今冬の移籍市場に言及した。イタリア紙『ガゼッタ・ デッロ・スポルト』が伝えている。
ラツィオは今冬の移籍市場で、ブラジル代表MFエルナネスをインテルに放出した。レヤ監督は、「エルナネスのことは非常に残念だよ。私は何としてでも彼を残留させたかったが、サッカーのシナリオとは全く奇妙なものだ。彼の穴を埋めることは容易ではない」とコメントし、エルナネス放出を悔やんだ。
補強には動いていたものの、選手たちがラツィオに来たがらなかったと、レヤ監督は語る。「ユヴェントスの何選手かに関心を抱いていたよ。だが、(ファビオ)クアリアレッラも、(セバスティアン)ジョヴィンコも、(アレッサンドロ)マトリも、みんなラツィオに来ることを望まなかったんだ。我々は10人ほど獲得を試みたが、全員に断られた。最後の最後で、(ジョナタン)ビアビアニーを獲得できると思ったのだが、彼も受け入れなかったね」と、思うように補強が進まなかったことを明らかにした。
一方、レヤ監督は、「今のチームを最大限に強化していく。選手層は決して厚くはないが、200パーセントの努力をするよ。クオリティーがなければ結果は伴わない。だからサポーターたちに手を貸してもらいたいね」とも語り、現有戦力での飛躍を誓った。