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日本の干支では、ネズミが猫にウソをついたことで猫が干支に入れなかったため、ネズミを追いかけるようになったいう逸話があります。しかし干支は日本だけのものではないため、他の国では猫が干支に入っているケースもあるのだとか。そこで今回は、干支に猫が入っている国をご紹介しましょう。
■干支の風習はどこの国にある?
干支は主にアジア圏でみられ、一部では東ヨーロッパやロシアでも見られます。基本的には古代中国における家畜を主とした12種の動物が割り当てられており、漢字の読み方や地域性から一部の動物が別のものに変化しているのです。中でも猫が入っているのはタイ、ベトナム、チベットなどで、いずれも「卯」が「猫」になっています。さらにブルガリアでは「寅」が「猫」になっていますが、具体的にどういった経緯で猫年になったのか、詳しいことはわかっていません。
■干支には入れなくても商売繁盛の縁起物
干支に猫が含まれている国では、日本で干支が親しまれているのと同じように干支の年にあわせてグッズが売られたり、飾られたりすることがあります。また、日本では干支に入れなかった猫ですが、昔から蚕を狙うネズミの駆除役として重宝されており、今では商売繁盛に欠かせない「招き猫」としても人気があります。色によって持つ意味が異なり、厄よけや病よけの役割を担うことも。いずれにしろ、ペットとしても長く愛されている猫は、干支に関係なく人々に愛されているのです。
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■猫好きなら強引に干支に似せてみても
猫が好きな人にとっては、猫年がないことを残念に思うかもしれませんが、それで猫への愛情が変わるわけではないはず。年賀状を作るときは諸外国にならって、卯の年に猫をあえて使ってみるのもいいでしょう。渡す相手が猫好きであれば、きっと喜んでくれることでしょう。
(ファナティック)
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