ポーランドで開催されているU−21欧州選手権で、グループステージ敗退となったグループAのスロヴァキア代表のパヴェル・ハペル監督が、イタリア対ドイツ戦の試合運びに怒りをあらわにした。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
この大会は、3グループの首位と最も成績の良い2位が準決勝に進出。イタリアに敗れたドイツが得失点差でスロヴァキアを上回り、最も成績の良い2位として準決勝進出を果たした。
惜しくも準決勝進出を逃したハペル監督は『Fox Sports』のインタビューで「我々はみな憤慨している。イングランドとスペインには全ての敬意を払うが、私にとって大会は終わっている。もう1試合も見ることはない。イタリアとドイツがやったことはサッカーに対する恥だ」と激怒。両チームがリスクを負わず、口裏合わせをしているような試合運びをしていたことに強い憤りを示した。
首位突破したイタリアは、韓国で行われたU−20でも、グループステージ最終戦の日本戦で同様の試合運びを見せ、イタリアが2位で、日本が3位でグループステージ突破を果たしていた。