『ドーソンズ・クリーク』主演俳優「僕もセクハラを受けた」と告白

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2017年10月15日 20:23  Techinsight Japan

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ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークもセクハラ被害者だった
ドラマ『ドーソンズ・クリーク』で主人公を演じ、日本でも人気を博したアメリカ人俳優ジェームズ・ヴァン・ダー・ビーク(40)。そのジェームズがハリウッドを激震させている大物が起こしたセクハラ事件に絡め、男性である彼本人もセクハラ被害を受けたことがあると明かした。

「ハーヴェイ・ワインスタインにより悪質なセクハラ行為を受けたことがある」と多くの女優達が名乗り出る中、ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークがTwitterを更新。「被害を告白した人達を称えたい」としたうえで、このように自身の経験を綴った。

「僕は、年上で権力のある男性達にお尻を掴まれたことがある。今よりずっと若い頃、不適切で性的な話をされたこともね。」
「だから僕には分かるんだ。不当な扱いを受けたのに恥ずかしく感じてしまうこと、権力がなく人に(被害について)話すこともできないという人の気持ちがね。」

しかしジェームズにセクハラ行為をした男達に、ワインスタインは含まれていなかったようだ。

「これら行為は、皆さんの99.9パーセントは知らない人達によるものだった。うち2人は告発されて罰を受け、もうひとりはすでに他界したよ。」

ちなみに過去にはコリー・フェルドマンが故コリー・ハイムについて言及、「ハリウッドの大物が子役をしていた彼にセクハラ行為をしていた」などと数回メディアに暴露したが、昨年にはコリー・ハイムの母が「その主張はデマ。フェルドマンは注目を集め収入を得たいという欲からデマをまき散らしているにすぎない」と激怒し、「そういう発言は止めなさい」という内容の文書を送付していた。

多くの仰天告白に多少の嘘もまぎれているのかもしれないが、確実にあるハリウッドのセクシャルハラスメントに「相手が男であろうと女であろうと食いものにする大物がいる」と世間は非常に驚いたようだ。30年とも言われる長いあいだセクハラし放題だったというワインスタインだが、それだけ彼女達は将来を台無しにされることを恐れていたということか。だがようやく多くの女性が声をあげたこと、また今回ジェームズが男性に対するセクハラ行為も皆無ではないと明かしたことで、ハリウッドの職場環境が良くなることを信じたい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
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