長崎の監督就任が決まった手倉森誠氏 [写真]=Getty ImagesV・ファーレン長崎は4日、手倉森誠氏が来季の新指揮官に、早川直樹氏がフィットネスコーチに就任することが決まったと発表した。
手倉森氏は1967年生まれの51歳。選手時代は住友金属、鹿島アントラーズ、NEC山形でプレーした。引退後は指導者に転身し、2008年から2013年までベガルタ仙台を指揮。2013年10月にU−21日本代表の指揮官就任が発表され、2016年のリオデジャネイロ・オリンピック出場を目指すチームを率いるとともに、A代表のコーチも兼任した。
リオ五輪最終予選を兼ねたAFC U−23選手権2016ではグループステージから全勝で決勝進出を果たし、本大会出場権を獲得。決勝では韓国代表を相手に0−2から3−2と逆転勝利を収めて優勝した。リオ五輪本大会では1勝1分け1敗でグループステージ敗退となった。同年9月にはA代表コーチ再任が決まり、2018 FIFAワールドカップ ロシアに臨んだチームを指導した。
指揮官就任にあたり、手倉森氏は以下のようにコメントしている。
「V・ファーレン長崎に関わるすべての皆様、長崎県民の皆様。来季よりV・ファーレン長崎の監督に就任します手倉森誠です。これまで長崎が積み上げたもの、関わった多くの方々の想い、そして今季の悔しさを来季へ運び、1年でのJ1復帰と将来V・ファーレン長崎が描く壮大なプロジェクトに私の力を存分に注ぎます!J1へ、日本を代表するクラブへ向かうために、サポーター、県民のより大きな力添えが必要です。共闘、よろしくお願いいたします」
また、フィットネスコーチ就任が決まった早川氏は1963年生まれの55歳。1999年から日本代表にてチームアスレティックトレーナーやチームコンディショニングコーチを担当していた。
フィットネスコーチ就任にあたり、早川氏は以下のようにコメントしている。
「V・ファーレン長崎サポーターの皆様、来季よりフィットネスコーチに就任することになりました早川直樹です。これまでの長崎のスタイルを踏襲しながら、手倉森誠監督の下、チームに貢献したいと思います。皆様の熱い声援を大きなエネルギーとして1年でのJ1復帰を目指します!どうぞよろしくお願いします」
長崎は2013年から今季まで高木琢也氏が指揮を執った。昨季のJ2で2位フィニッシュを果たし、初のJ1昇格を達成。今季は8勝5分け19敗の勝ち点「29」で最下位に終わり、1年でJ2降格となった。
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