2012年のロンドン・オリンピックで得点王に輝いたブラジル人FWレアンドロ・ダミアンが、Jリーグ参戦に近づいているようだ。『Globo Esporte』や『GaúchaZH』など複数のブラジルメディアが11日に報じている。
2017年7月よりサントスからインテルナシオナルにレンタル移籍していたレアンドロ・ダミアンだが、11日にインテルナシオナルは契約延長交渉の終了を発表した。同クラブは「彼は拒絶できないオファーを海外から受け取った」と述べているが、報道によるとこのオファーがJクラブからのものであるという。『Globo Esporte』が「彼は日本でプレーするに違いない」と伝えているほか、『GaúchaZH』も「ダミアンの運命は日本にある」と報じており、いずれもJクラブへの加入が秒読み段階だとした。なお、サントスとの契約も満了を迎えるタイミングとなっており、獲得にあたって移籍金は発生しない模様だ。
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レアンドロ・ダミアンは現在29歳。2009年に加入したインテルナシオナルで頭角を現し、2011年3月には21歳でブラジル代表デビューを果たした。翌年のロンドン・オリンピックでは6ゴールをマークし、ブラジルの銀メダル獲得に貢献。将来を嘱望されていたが、その後はサントスやベティス(スペイン)などで思うような成績を残せず。それでも、インテルナシオナルでは輝きを取り戻し、昨シーズンはセリエB(ブラジル2部)で17試合出場10ゴール、今シーズンはセリエA(ブラジル1部)で26試合出場10ゴールを記録した。
果たして、元オリンピック得点王の日本上陸は実現するだろうか。