なぜホームに? 行方不明のヤギ、農場から40km離れた駅で見つかる(英)

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2019年03月19日 15:21  Techinsight Japan

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ホームにヤギという異様な光景も周囲はスマホに夢中…(画像は『LADbible 2019年3月17日付「Missing Goat Found 25 Miles Away From Farm At Tram Stop In Manchester」』のスクリーンショット)
イギリスの郊外やカントリーサイドでは牧草地が広がり、ヤギやヒツジなどがのんびりと放牧されている光景が見られる。しかしこのほど1匹のヤギが、トラム(路面電車)のホームで佇んでいる姿が目撃された。『Metro』『BBC News』『LADbible』などが伝えている。

グレーター・マンチェスター、サドルワースのグリーンフィールドにある農場で3月11日、1匹の雌のヤギが姿を消した。

北アフリカ原産の小型のヤギとして知られるピグミーゴート“ベル”の飼い主ジュリー・スウィンデルさん(49歳)は、可愛がっていたベルがいなくなったことを届け出たが、誰かに盗まれ食べられてしまったのではと安否を心配していた。ところがそのベルが、農場からおよそ40kmも離れた地点で発見されたのだ。

サルフォードにある「Dogs4Rescue(ドッグスフォーレスキュー)」の動物救助スタッフ、ルイーズ・フィールズさんは14日にベルを目撃した人から連絡を受け、翌15日の朝にグレーター・マンチェスターのセールというトラムの駅に向かうと、ホームに佇むベルを発見した。

ベルは他の乗客らと同じように、ホームの黄色い線の内側にまるでトラムを待っているかのように立っていた。ルイーズさんはこの光景を見て、思わず笑ってしまったという。

「ホームで、しかもすぐそばにヤギがいるのに、周りの人たちは気にもかけずスマホに夢中になっていたんです。」

その後、ルイーズさんに保護されたベルを引き取りにジュリーさんがやってきた。ベルがなぜ駅のホームにいたのかは不明だが、無事にベルと再会できたジュリーさんは喜びを露わにして「トラムに乗って家に帰ろうとしたんじゃないかしら」と笑い、次のように話している。

「農場へのゲートが開いていて、電線が取り外されていたので、おそらくベルは誰かに盗まれたんだと思います。自分だけの力では到底40kmも離れた遠い場所に行くことなどできませんから。ベルはとても人慣れしていておとなしいので、簡単に連れ去られてしまったんでしょう。」

幸いにもベルは農場へ戻り、双子のきょうだいの“ジングル”にも再会できたとのことだ。

画像は『LADbible 2019年3月17日付「Missing Goat Found 25 Miles Away From Farm At Tram Stop In Manchester」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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