医療制度のタブーに向き合う社会派人間ドラマ 南杏子原作『いのちの停車場』東映で映画化へ

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2020年05月27日 06:11  リアルサウンド

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『いのちの停車場』(幻冬舎刊)

 5月27日に刊行される南杏子の最新小説『いのちの停車場』(幻冬舎刊)が、東映で映画化されることが決定した。


参考:詳細はこちらから


 本作は、今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点、そして尊厳死や安楽死などの医療制度のタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族が織りなす人間模様を描いたヒューマンドラマ。


 原作者の南は都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終りを真摯に見つめる現役医師ながら、2016年に現代の終末期医療の在り方を問うミステリー『サイレント・ブレス』にて作家デビューを飾った。2018年には日本の医療界の現実をえぐりながら、医師たちの成長と挫折を描いたヒューマンサスペンス『ディア・ペイシェント』を発表。さらに貫地谷しほり主演にてNHKでドラマ化されることも決定し、今注目を集めている。


 監督、出演キャストに関しては、後日の発表を予定している。 (文=リアルサウンド編集部)


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