眞子さまは国民の信頼をなくし、秋篠宮ご夫妻は「子育て失敗」とまで……それでも“何もしない”小室圭さんと佳代さんに思うこと

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2020年11月20日 00:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「ご苦労さまでございます」小室佳代さん
(ウェブサイト「女性自身」10月29日、光文社)

 宮内庁が11月13日に発表した、眞子内親王殿下の「お気持ち」文書。

 小室圭氏との結婚について、「様々な理由からこの結婚について否定的に考えている方がいらっしゃることも承知しております」と民意を慮りつつも、「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と、結婚したいお気持ちに変化がないことを表明された。

 だめだ、こりゃ。肩をがっくり落としたのは、私だけではあるまい。

 眞子さまは「さまざまな理由から」結婚を反対されていると思われているようだ。確かに日本の皇室は長い歴史を誇り、世界的にも敬愛される対象で、ゆえによくも悪くも皇族方の結婚相手にあれこれ口を挟む人は後を絶たないだろう。

 しかし、今回の問題は、それともまた違う種類のものではないか。私の感覚で言わせてもらうならば、問題点は以下の2つだと思う。

1.小室氏の仕事が定まっておらず、収入が確保されていない
2.小室氏の母親が金銭トラブルを抱えており、それがいまだに解決されない

 つまり、この問題の争点は、常にカネといえるのではないだろうか。

 日本国憲法第24条は「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し」と定めているので、眞子さまと小室氏が「結婚したい」と言えば、他人は口を挟むことはできない。しかし、職が定まっていない小室氏と眞子さまは、どうやって暮らしていくのか。小室氏は現在ニューヨークに留学中だが、2018年7月19・26日号の「女性セブン」(小学館)によると、留学費用はかつて在籍していた弁護士事務所からの援助と奨学金で賄っているという。

 もしこれが庶民の世界なら、年長者が、結婚したいという若者に対し、「仕事をしてお金貯めてからね」と諭して終わりだろう。しかし、眞子さまの場合、幸か不幸か“結婚一時金”がある。一時金の元資は税金であるから、納税者の国民が、「健康でありながら働こうとしない若者のためになぜ血税を使うのか」と反感を抱いても、仕方のない部分はあるだろう。

 今回の結婚のネックがカネだと仮定して考えてみると、実はその解決策はかなりシンプルだといえるのではないか。

 まず、小室氏は定職につく。国際弁護士のような華やかな職業である必要はないだろう。ご婚約内定会見直後、小室氏が『月たった2万円のふたりごはん』(幻冬舎)を買ったことが話題になったが、身の丈に応じたレベルの生活を送れば、世間からとやかくいわれることはないだろう。

 一方、母親の借金問題に関しては、小室氏本人の問題ではないので、そしられる理由はないと、私は思う。しかし、こういった問題が出れば、眞子さま、もしくは皇室の権威を傷つけることは明らかだし、愛する母親に好奇の視線が向けられることにもなる。愛するフィアンセや母親を守るため、本人に責任がなくても、小室氏がイニシアチブを取って行動すべきだったのかもしれないけれど、これもまた解決困難な問題ではない。

 というのも、借りたカネは返さなくてはならないが、小室氏の母親と金銭トラブルのあった男性は、借用書を交わしていないそうだ。これが何を意味するのか、「女性自身」(光文社)のウェブサイトに、19年9月5日付で掲載された記事では、元検察官で国際弁護士の清原博氏がこう解説している。

「借用書もないそうですし、裁判で勝てるなんの保証もありません。話し合いでの解決を模索するほかないでしょう。小室さん側が400万円はあくまで贈与だと主張し続けるならば学費や生活費を支援してもらったことへの謝礼という意味合いで誠意を示してもらうしかありません。返済ではなく、和解金や解決金という名目であれば、400万円の一部を小室さん側に支払(ってもら)うのが現実的な解決法だと思います」

 つまり、400万全額を返済するのではなく、“お気持ち”を渡せばいいということだろう。それはそんなに難しいことなのだろうか?

 眞子さまがお気持ちを表明したことで、「女性自身」は11月15日、「『眞子さま頑張って欲しい』変わらぬお気持ち公表にエールも」というタイトルの記事を掲載した。愛する男性との結婚を一途に夢見る眞子さまのお姿に共感を寄せる女性もいるのだろうが、冷静になって考えてみると、今回の問題(定職につく、母親の金銭トラブルを解決するために動く)で頑張るべきは、小室氏と母親ではないだろうか。眞子さまに何を頑張れというのだろう。

 お小さい頃から、上皇さまご夫妻の初孫として、国民に愛されてきた眞子さまだが、結婚問題では国民を失望させたといえるだろう。眞子さまは小室氏のために国民からの信頼をなくし、秋篠宮ご夫妻も「子育て失敗」とまで言われているのに、小室氏と母親は、なぜ眞子さまや秋篠宮ご夫妻の名誉を回復する行為に出ないのか、本当に不思議でならない。

 小室氏の母と言えば、最近の姿を「女性自身」(10月29日付)がキャッチしている。同誌によると、日本テレビの記者に直撃取材され、「息子さんとお話になりましたか?」と聞かれた小室氏の母親は、質問には答えず「ご苦労さまでございます」と返答したという。

 今の時点では、結婚について何も言えることはないだろうし、かといって無視するのも愛想がない。だからこそ、「ご苦労さまです」という挨拶を返したのだろうと思われるが、この言葉のチョイスが小室氏の母親「らしい」と思うのは、私だけだろうか。

 諸説あるが、「ご苦労さま」は目上から目下に使うという説があり、誤解を避けるためにも、公的な場面で使わないほうがいいという人もいる。この言葉を使ったからといって、小室氏の母親が記者を下に見ていると決めつけてはいけないが、自身の金銭トラブルのせいで最愛の息子が叩かれ、結婚が滞っているのに何の手立ても打たないことから考えると、やはり小室氏の母は、どことなく世間や皇室に対して居直っているというか、「上から目線」といえるのではないだろうか。この性質は、小室氏にも受け継がれていて、親子共通のニブさというか図々しさが国民を苛立たせ、眞子さまと秋篠宮ご夫妻を窮地に追い込んでいると思えてならないのだ。

 愛する人のために行動を起こせない人は、結婚しても相手を幸せにできないと個人的には思うが、「お気持ち」の文書を読む限り、おそらく、眞子さまが結婚をあきらめることはないだろう。それならば、眞子さまがフルタイムで働き、小室氏の母親の和解金を支払うしかないのではないか。国民に祝福されなくても、職についておらず、借金(和解金)を背負っている人と結婚したい、でも、お金(国民が納めたもの)もちょうだいねでは、国民は納得しないだろう。

 一般人の世界では、「自由に生きること」は「経済的に独立していること」とほとんど一緒である。もしかすると、眞子さまは、今、生まれて初めて、「自由に生きる」難しさに直面していると言えるのかもしれない。

このニュースに関するつぶやき

  • 今の状況はホスト狂いの婆と同じ。こんな発表までして、恥どころか馬鹿の上塗りですよ(笑)
    • イイネ!13
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