阪神・西純矢、5回0封でプロ初勝利「初回は緊張してどうなるのかと思った」

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2021年05月19日 21:54  ベースボールキング

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ベースボールキング

ヤクルト戦に先発し、力投する阪神・西純矢 (C)Kyodo News
○ 阪神 3 − 1 ヤクルト ●
<9回戦・甲子園>

 阪神の高卒2年目・西純矢投手(19)が19日、本拠地でのヤクルト戦でプロ初登板初先発。4四球を与えるも5回を無失点無失点に抑え、デビュー戦でプロ初勝利をつかんだ。

 初回、1番・山崎、2番・中村にいきなり連続四球を与えるも、山田、村上、オスナのクリーンアップを3人で斬り無失点スタート。2回も先頭の6番・青木を四球で歩かせたが、続くサンタナのバットをへし折り二ゴロ併殺でピンチの芽を摘んだ。3回以降はテンポ良くアウトを重ね、5回87球、無安打無失点、1奪三振4四球の力投。変化球の精度に苦しんだものの、前夜15安打14得点のヤクルト打線をノーヒットに封じた。

 援護したい打線は5回、1番・近本が3号ソロを右翼ポール際へ運び先制。7回も近本の3安打目となる右前打などで一死一、三塁の好機を作り、ヤクルト・中村の送球エラーで2点目を加えた。1点差に詰め寄られた直後の8回は、5番・サンズが10号ソロを左中間席へ。リリーフ陣はヤクルト打線の反撃を1点に抑えた。

 猛打賞の近本とともにお立ち台に上がった西は「初回は緊張してどうなるのかと思ったんですけど、諦めずに投げて、近本さんや他の先輩方が助けてくれた勝利だと思っています。(無安打投球については)運が良かった」と初々しく振り返った。

 同期のオリックス・宮城、ヤクルト・奥川らが活躍し、自身も待望のプロ初勝利。「みんな頑張っていて、自分も置いていかれないように頑張ろうと思いやってやってきました」と西。「もっとフォアボールを減らして、圧倒的なピッチングができるようなピッチャーになります」と、さらなる飛躍を誓った。

このニュースに関するつぶやき

  • ホント立ち上がりはどうなるかと思ったよ。良く持ち直したね。よく頑張った。初勝利おめでとう。
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