バルサFWアグエロが現役引退…健康問題で復帰かなわず、会見で涙の報告
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2021年12月15日 20:42 サッカーキング
アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが15日、現役引退を発表した。
現在33歳のアグエロは今年7月にバルセロナに加わり負傷で出遅れながらも10月に新天地デビューを果たした。しかし10月30日に行われたラ・リーガ第12節のアラベス戦に先発出場した際、胸の違和感を訴えてピッチに倒れ込み、自分の足で歩いていたものの、交代でピッチを後にした。
バルセロナは病院で不整脈と診断されたことを発表。3カ月のプログラムを経て復帰すると発表していた。しかし同選手は15日に会見を開き、現役引退を発表。医師から「フットボールをやめることが最良」と告げられたこともあり、「難しい瞬間だが自分の健康のためだ」として「フットボールをやめることにした」と苦渋の決断を下したと伝えた。
アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・Cに移籍。これまで10シーズンで公式戦391試合に出場し、260ゴールを記録している。1年目の2011−2012シーズンには最終節のQPR戦で劇的な決勝ゴールを決めてクラブ史上初のプレミアリーグ制覇に導くなど、これまで5度のリーグ優勝や5度のリーグカップ制覇などに貢献。14−15シーズンには26ゴールを挙げてプレミアリーグ得点王に輝いた。
最後の試合となるプレミアリーグ最終節エヴァートン戦では途中出場から2得点を記録。プレミアリーグでの通算得点数を「184」とし、プレミアリーグにおいて、単一クラブで最も多くのゴールを挙げた選手となり、バルセロナ加入を決断。バルセロナでは公式戦5試合に出場し1得点をマークした。
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