今月7日、『2021年〜2022年の年末年始TV番組出演ランキング』(株式会社エム・データ調べ)が発表された。1位は吉本興業所属のお笑いコンビ・チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿でともに19番組で、2人は2年連続のトップとなった。続いて3位にはぺこぱの2人、ずんの飯尾和樹、霜降り明星のせいやと人気芸人が上位を独占する形となったが、自身のツイッターで最多出演の喜びをツイートした長田は、同時にミスなく仕事を捌いたマネージャーの手腕を高く評価している。
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2年前の同調査では19位だったチョコレートプラネットだったが、昨年に引き続き今年もトップに輝き人気の高さを見せつけた。このランキングが発表されると、長田庄平は自身のツイッターで「やったぜ」とツイート。「2年連続は快挙ですね」「凄い」と祝福のコメントが相次いだ。
1位の喜びとともに長田が触れたのが、彼らのマネージャー・両國龍英氏の存在である。名前だけ聞くといかついが、実際は細身でメガネ、いかにも温厚そうな男性だ。2020年にチョコレートプラネットのYouTubeチャンネルに初出演した際は、名前とルックスにあまりにもギャップがあることから松尾駿に“ひらがなりょうごく”と命名されるほどで、美容家でタレントのIKKOから貰った松尾宛の誕生日プレゼントを電車の網棚に忘れるという失態を暴露され苦笑する一幕もあった。
そんな両國氏だが、実はかなりのやり手としても知られている。東京大学出身の彼は入社してまだ4年という若手ながら、チョコプラの他マヂカルラブリーのマネージャーも担当している。昨年6月に放送された『〜わき役にピンスポ当てたらスゴかった!〜わき役カメラ』(TBS系)で彼がクローズアップされた際には、膨大な仕事量を驚異の仕事術で捌く超人ぶりを見せてスタジオを騒然とさせていた。ちなみにマヂカルラブリーは今回のランキングで7位にランクインしており、出演本数は16番組。つまり両國氏は年末年始に2組合わせて35本の番組をこなしたことになる。
吉本のプロデューサーである高山雄次郎氏は、今回のランキングを受け「日本のバラエティ界はすでに両國マネージャーに牛耳られてると言っても過言ではありません」とツイッターに投稿し、両國氏の仕事ぶりを称賛。これをリツイートした長田も「マネージャー1人で年末年始35番組捌いてノーミスなのは神業チャレンジ成功」「もはや両國興業と言っても過言ではないでしょう」と、所属する吉本興業になぞらえて両國氏への絶大な信頼をうかがわせていた。またマヂカルラブリーの村上も自身のツイッターで「両國くんありがとう」と感謝を述べており、こちらも強い信頼関係があるようだ。
YouTubeではしばしばチョコプラの2人にイジられ、視聴者から愛されている両國マネージャーだが、高山氏は「これだけ露出しているのにタレントのお休みも確保して、劇場にもスケジュールを渡して舞台も大事にし、連絡には尋常じゃない速さで返事が来る。いつもニコニコ。ずっと同じ体型。それが両國マネージャーです」と彼を紹介しており、業界での評価もかなり高いようだ。吉本といえばマネージャーの異動スパンが短いことでも知られているが、ここまで仕事のできるマネージャーはどんな芸人であっても手放したくはないだろう。
画像2枚目は『チョコレートプラネット 長田庄平 2020年12月20日付Instagram「チーム:ドラゴン マネージャー/両國龍英」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)