大谷翔平、豪快3ラン2発含む自己最多8打点も…エ軍は投手陣が踏ん張れず敗戦

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2022年06月22日 15:02  ベースボールキング

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6回に特大の14号3ランを放つエンゼルスの大谷翔平
● エンゼルス 11 − 12 ロイヤルズ ○
<現地時間6月21日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルスの大谷翔平選手(27)が21日(日本時間22日)、本拠地でのロイヤルズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。2本の3ランを放つなどキャリア最多を大幅に更新する1試合8打点を記録したが、エンゼルスは投手陣が踏ん張れず延長11回の接戦を落とした。

 初回の第1打席、ロイヤルズの先発右腕・ヒースリーから中前打を放ち2試合連続安打をマーク。4回の第2打席は一ゴロに倒れたものの、1−6と5点を追う6回の第3打席は無死一、二塁の好機で三たびヒースリーと対峙。フルカウント後のド真ん中に来た92.3マイル(約149キロ)の直球を完璧に捉えた打球は、飛距離423フィート(約129メートル)、打球速度111.5マイル(約179キロ)の豪快な14号3ランとなった。

 大谷の一発は13号2ランを含む3安打3打点をマークした11日(同12日)のメッツ戦以来8試合ぶり。マルチ安打は今季19度目となった。エンゼルスはその後、6番・スタッシも右前打適時打を放ち5−6と1点差。大谷の一撃で打線が勢い付いた。

 5−7と2点を追う7回の第4打席は、再び一死一、三塁の好機で5番手左腕・スパイアーと対戦。3球目のスライダーを泳がされながらも中堅へ運び、これが再び1点差に迫る中犠飛となった。二死一塁となり、続くウォルシュが適時三塁打を右翼線へ。一塁走者のウォードが長駆ホームインし、7−7の同点に追いついた。

 その後、再び投手陣が失点を重ね3点を勝ち越されたものの、7−10と3点を追う土壇場9回、大谷は一死一、二塁の好機でロイヤルズの抑え右腕・バーローの5球目カーブをフルスイング一閃。完璧に捉えた打球は飛距離438フィート(約134メートル)、打球速度113.5マイル(約183キロ)の15号同点3ランとなり、確信歩きで一塁へ向かった大谷はベンチに向かって力強いガッツポーズを見せた。

 10−12と再び追いかける展開となった延長11回は、一死一、三塁の好機で9人目右腕・メングデンと対戦。三たび3ランが出ればサヨナラの場面だったが結果は左犠飛。それでもキャリア最多を更新する1試合8打点目をマークした。この日は6度打席に立ち、2本塁打含む4打数3安打8打点の大暴れ。打点を荒稼ぎし打率を.260に上げたが、投手陣が失点を重ね続けチームの勝利にはつながらなかった。

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