○ ブリュワーズ 7 − 5 エンゼルス ●
<現地時間4月29日 アメリカンファミリー・フィールド>
エンゼルスの大谷翔平選手(28)が29日(日本時間30日)、敵地でのブリュワーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。3安打2盗塁と活躍したが、チームは2連敗で勝率5割に逆戻りとなった。
ブリュワーズの先発は2021年にサイ・ヤング賞を獲得した右腕のバーンズ。大谷は初回、無死一、二塁で4球目のカットボールを打つも一ゴロ併殺に打ち取られた。二死一塁だった3回の第2打席目は、内角低めのカットボールを右前へ弾き返し4試合連続安打をマーク。2点を追う5回の第3打席は二ゴロに倒れた。
8回の第4打席は2番手右腕・ペゲロから右前打を放ち、今季9度目となるマルチ安打をマーク。続くレンドンの打席で今季4盗塁目となる二盗を決めると、一死一、二塁後、今度はレンドンとのダブルスティールを成功させ今季2度目の1試合2盗塁を記録した。
二死無走者だった9回の第5打席は相手守護神・ウィリアムズから痛烈な右前打を放ち、27日(同28日)のアスレチックス戦以来となる1試合3安打を記録。この日は5打数3安打2盗塁の結果で打率は.292にアップした。
エンゼルスは大谷の前を打つ2番・トラウトが、8回に6号2ラン、9回には7号2ランを放つなど計5打点の大暴れ。しかし、5回に計4四死球で5点を失うなど投手陣が振るわず、5回途中7失点のデトマーズは2敗目を喫した。