「もしもあのとき違う選択をしていたら」と、今とは違う人生を妄想したり思いを馳せたりするのは面白いですよね。先日ママスタコミュニティに寄せられたのは「もしも旦那と出会う前にタイムワープしてしまったら」というタイトルのこんな投稿です。
『もしも朝起きて旦那と出会う前にときが戻っていたら、あなたはもう一度同じ人生を歩もうと頑張りますか? 私は何度でも今の旦那に出会いたいです』旦那さんと出会う前の独身時代に戻れるとしたら、旦那さんと出会ってまた結婚したいと思うかどうかをママたちに尋ねた今回の投稿。投稿者さんは「何度でも旦那に出会いたい」と綴っていてほっこりしますよね。この投稿に対してママたちはどのようなコメントを寄せたのでしょうか。
「また旦那と出会いたい!」「独身がいい」などさまざまな意見
投稿者さんと同様に「旦那と出会いたい!」と旦那さんへの愛情を語っていたママたちがいました。
『私といてくれる人なんて本当に旦那だけだろうなって思う程、感謝してる』
『本人には言わないが最高の人だと思ってる』旦那さんへの感謝や思いを改めて感じているママたち。「私と結婚してくれるのは旦那しかいない」と綴っている人もいて羨ましささえ覚えますよね。一方で逆の意見も出ています。
『出会うのはいいけど結婚はしない』
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『生まれ変わったら、すれ違いたくもない』
『誰とも結婚しない。働きまくって一人でも生きていけるようにお金を稼いで老人ホームに入る』
『誰とも結婚せず独身の人生を歩みたい』旦那さんと出会いたくない、出会ってもいいけど結婚はしたくない、すれ違いたくもない、などの声がありました。旦那さんとの夫婦生活にストレスや不満を抱えているママは、そんな気持ちになっているのかもしれませんね。
また「誰とも結婚せずに独り身で生きていきたい」という思いを吐露していたママも。結婚して子育てをしてみると、若い頃には知る由もなかった妻や母としての重責を感じる人もいそうです。「こんなに大変だなんて」、「こんな辛いなら独身がよかった」と全く違う人生を求めるママの気持ちはわからなくはないですよね。
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旦那の以外の人と結婚してみたいかも
『今の旦那と迷った人がいたので、その人と結婚してみたいです』
『今の人生も満足はしてるけど若気の至り(見た目と条件、体の相性)だけでなく、もっと考えて(趣味、価値観)結婚すればよかった』旦那さんではなく「別の男性と結婚したかった」というママもいました。旦那さんの前に付き合っていた彼氏とそのまま結婚していたらどんな人生だったのだろう、あの人とだったらもっと幸せだったかな、と思った経験がある人もいるかもしれませんね。さらには昔に戻れるなら旦那さんを結婚相手に選んだときとは異なる視点で結婚相手を見定めたいと考えているママも。これは一度結婚したからこそ、「次に結婚するならこうしたい」という希望や考えがあるのかもしれません。
わが子を授かりたいから旦那に出会いたい
『子どものことを考えたらまた旦那と結婚するかな。わが子がとても可愛いから。他の人と結婚しても子どもには恵まれるかもしれないけど、それは今いるわが子とは別の子だから』
『子ども達に会いたいから同じ人生を選ぶ』
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『子どもたちには会いたい。でも旦那には絶対に出会いたくない。違う人と結婚しても、今の子どもたちが生まれてきてくれたらいいのに』旦那さんと結婚していなければ、愛するわが子にも出会えていないのも事実ではないでしょうか。タイムワープしたとしても現在の記憶が残っているのであれば、わが子を産むために旦那さんと出会って結婚したいとママたちは思うのかもしれませんね。「わが子に会いたいからタイムワープしても旦那を選ぶ」、「旦那を選びたくないけどわが子には会いたい」と、子どもを軸に考えているママたちがいました。
どんな人生を歩んでも結局ないものねだりかも
『旦那、いい所も悪い所もあるからな、お互い様だけど。違う人と出会いたいし、結婚前にもう少し男性を見る目を養って吟味したい気もする。でも今の人生も悪くはないし、旦那と出会わなかったら結婚できてたかもわかんないし。まあないものねだりなので今の旦那でいいです』
『今が幸せだから同じ人生がいい』
『私が旦那と出会ったのは高1の頃で結婚したのは30代後半。結婚までにえらい遠回りをしたので、同じ人生は歩みたくはない。もっと若い頃に結婚して旦那の子を産みたかった』
『きっと出会ったらまた好きになっちゃうから、出会いたくもない』タイムワープしたとしてまた旦那さんと出会いたいかを聞いた今回の投稿。出会うどころかすれ違いたくもない、独身がよかったといったコメントもありました。一方で謙虚な気持ちで旦那さんに出会えた感謝を述べていたママたちもいましたね。
また「もっと早く出会っていたかった」、「どうせ出会ったら好きになって結婚という同じ人生を歩むから、出会いたくない」といった、ママたちが旦那さんに対して抱える複雑な思いも透けて見えました。
今回の投稿を通して「もしも旦那と出会っていなければ」、「別の人と結婚していれば」といった妄想や空想をしてみたママたち。「そうは言っても結局はないものねだり」、「自分が選んだ人生の幸せをかみしめよう」と現状や旦那さんに感謝の気持ちが芽生えた人もいるようです。ときにはこうしたタラレバを考えるのもおもしろいかもしれませんね。
文・AKI 編集・ササミネ イラスト・白目向き子