◆ NPBで7年プレー「新しいページを始める時が来た」
今季までDeNAでプレーしていたエドウィン・エスコバー投手(31)が、カブスと契約したと複数の米メディアが報じた。契約形態は現時点で不明となっている。
ベネズエラ出身のエスコバーは2014年にレッドソックスでメジャーデビュー。2016年はダイヤモンドバックスで25試合に登板するも防御率7.23だった。
2017年は日本ハムと契約し来日。同年7月にトレードでDeNAへ移籍し、2019年は自己最多の74試合に登板し防御率2.51をマークするなど、チームに欠かせないリリーバーとなった。2018年から5年連続で50試合以上に登板し、昨季は自己最多の34ホールドを記録。今季は40試合の登板で防御率4.55に終わり、11月6日に自由契約公示された。
NPB通算7年で395試合に登板し、22勝23敗、5セーブ147ホールド、防御率3.17を記録。今月17日に自身のX(旧Twitter)を更新し「新しいページを始める時が来ました。横浜に移籍してきたときから私のキャリアのすべてが変わった。良いときも悪いときもあったけど、本当に素晴らしい経験をさせてもらえたし、何もかもいい方向に動いた。横浜での経験は人生において最高のものでした」と退団を示唆していた。
米メディア『BLEACHER NATION』はエスコバーについて「日本で優秀なリリーフ投手になった」と紹介。今季は不調で二軍落ちもあったが、「今年も96マイル(約155キロ)を記録しており奪三振率も高い」とメジャーでの活躍に期待を寄せた。