福島第一原発で行われている溶け落ちた核燃料=燃料デブリの試験的な取り出しで、きょう、装置のカメラが映らなくなるトラブルがあり、作業を中断したことがわかりました。
福島第一原発2号機では、今月10日から燃料デブリの試験的な取り出しに向けた作業が進められています。今月13日に取り出し装置を格納容器の中に押し込む作業が終わり、きょうにも燃料デブリをつかむ作業が始まる予定でした。
きょうは午前6時から装置の動作確認が行われていましたが、関係者によりますと、先端に取り付けられたカメラが映らなくなるトラブルが発生し、作業を中断したということです。
燃料デブリの取り出しをめぐっては、先月22日にも作業員のミスにより、およそ3週間、作業が中断していました。
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