2020年F1プレシーズンテストが2日目を迎え、スペイン・バルセロナで全10チーム13人のドライバーがニューマシンで走行した。
この日のトップタイムをマークしたのはアルファロメオのキミ・ライコネン。セッション終わり間際までレーシングポイントのセルジオ・ペレスがタイムシートのトップに位置していたが、終盤、ライコネンが最もソフト寄りのC5タイヤでショートランを行うなかで、タイムを更新した。
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、RB16を初めてドライブ、ハード寄りのC2タイヤで4番手タイムを記録した。ホンダはファクトリーのベンチテストにおいてパワーユニット(PU/エンジン)に懸念が発生したため、アルボンのパワーユニットを載せ替えたが、確認の結果、特に問題は見られなかったということだ。
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーはスピンをする場面もあったものの、ドライバー別周回数で2番目に多い147周を走りこみ、C2タイヤでのタイムで5番手につけた。
■2020年第1回F1バルセロナテスト2日目タイム結果(2月20日)
PosDriverTeamTime(tyre)Laps1キミ・ライコネンアルファロメオ1'17.091(C5)1342セルジオ・ペレスレーシングポイント1'17.347(C3)1453ダニエル・リカルドルノー1'17.749(C3)414アレクサンダー・アルボンレッドブル・ホンダ1'17.912(C2)1345ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ1'18.121(C2)1476セバスチャン・ベッテルフェラーリ1'18.154(C4)737ジョージ・ラッセルウイリアムズ1'18.266(C3)1168シャルル・ルクレールフェラーリ1'18.335(C3)499ルイス・ハミルトンメルセデス1'18.387(C1)10610ランド・ノリスマクラーレン1'18.474(C3)13711ロマン・グロージャンハース1'18.496(C3)15812エステバン・オコンルノー1'18.557(C2)5213バルテリ・ボッタスメルセデス1'19.307(C2)77
※ピレリ発表のデータ
※C1が最もハード、C5が最もソフトなコンパウンド