前走鮮烈デビュー“アーモンドアイの甥”新進気鋭の厩舎のエースに名乗りを上げるか

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2024年05月11日 08:00  netkeiba

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ナムラブーニンの叔母のアーモンドアイ(18年5月撮影、ユーザー提供:ナオンタスさん)
 昇級戦も突破するか。名牝アーモンドアイの甥となるナムラブーニン(牡3、栗東・高橋一哉厩舎)が、土曜京都9Rのあずさ賞(3歳・1勝クラス・京都芝2000m)でデビュー2連勝を狙う。

 ナムラブーニンは父グレーターロンドン、母パンドラズホープ、母の父キングカメハメハの血統。母は6戦未勝利だが、祖母のフサイチパンドラは06年のエリザベス女王杯の覇者。叔母のアーモンドアイは18年に牝馬3冠を達成するなど、GIを9勝した歴史的名牝だ。

 4月の未勝利(福島芝1800m)でデビュー。既走馬相手で単勝105.7倍の11番人気だったが、後方から大外一気の差し切り。距離ロスも何のその、力が一枚上といった勝ちっぷりを見せた。その後はここ目標に調整。しっかりと攻めをこなし、順調そのものといえる。

 今年3月に開業した高橋一哉厩舎は、栗東の注目株だ。同時に開業した他厩舎よりも少ない14馬房ながら、ここまで中央で4勝、地方で1勝の計5勝。これは福永祐一厩舎と並んでルーキートップタイだから凄い。ここで厩舎初の特別勝利となるか。若き指揮官を熱くさせる走りを期待したい。
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