【ポイントランキング】2024年WRC第5戦ラリー・ポルトガル後

　5月9日（木）から12日（日）にかけて、WRC世界ラリー選手権第5戦『ラリー・ポルトガル』が行われ、デイ3で首位に立ったTOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム（TGR-WRT）のセバスチャン・オジエ／ヴァンサン・ランデ組（トヨタGRヤリス・ラリー1）が総合優勝を飾った。

　2024年シーズンから新たに導入されたポイントシステムでは、土曜日までの総合順位と日曜日のみの総合順位で決まる“スーパーサンデー”とで、それぞれドライバーとコドライバー、マニュファクチャラーに付与されるポイントが決定される。

　今大会の最多ポイント獲得者はヒョンデ・シェル・モービスWRTのオット・タナク／マルティン・ヤルヴェオヤ組（ヒョンデi20 Nラリー1）となり、土曜時点の総合2位、スーパーサンデーで1位、パワーステージで2番手タイムとなり、合計26ポイントを獲得した。

　総合優勝を飾ったオジエ組は、土曜時点の総合首位、スーパーサンデーで3位、パワーステージで4番手タイムをマークし、合計25ポイントを獲得している。

　大会開始時点でランキング首位に立っていたティエリー・ヌービル／マルティン・ウィダグ組（ヒョンデi20 Nラリー1）は、土曜時点の3位、スーパーサンデーで2位、パワーステージのトップタイムで合計24ポイントを獲得。

　一方、ランキング2位のエルフィン・エバンス／スコット・マーティン組（トヨタGRヤリス・ラリー1）は合計で6ポイントの獲得にとどまり、ふたりの差は24ポイントに広がった。そしてエバンス組と7ポイント差のランキング3位には、タナク組が浮上している。

　そしてマニュファクチャラー選手権では、ヒョンデ・シェル・モービスWRTが219ポイント、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチームが215ポイントとなり、今大会で2台を表彰台に送りこんだヒョンデが逆転した状況だ。

■2024年WRCドライバー選手権ランキング（第5戦終了時点）
PosDriverMachineTeamPoints1ティエリー・ヌービルヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT1102エルフィン・エバンストヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT863オット・タナクヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT794アドリアン・フルモーフォード・プーマ・ラリー1Mスポーツ・フォードWRT715セバスチャン・オジエトヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT706勝田貴元トヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT497カッレ・ロバンペラトヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT368エサペッカ・ラッピヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT239アンドレアス・ミケルセンヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT1410オリバー・ソルベルグシュコダ・ファビアRSラリー2トックスポーツWRT1213グレゴワール・ミュンスターフォード・プーマ・ラリー1Mスポーツ・フォードWRT8

■2024年WRCコドライバー選手権ランキング（第5戦終了時点）
PosCo-DriverMachineTeamPoints1マルティン・ウィダグヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT1102スコット・マーティントヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT863マルティン・ヤルヴェオヤヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT794アレクサンドル・コリアフォード・プーマ・ラリー1Mスポーツ・フォードWRT715ヴァンサン・ランデトヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT706アーロン・ジョンストントヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT497ヨンネ・ハルットゥネントヨタGRヤリス・ラリー1トヨタ・ガズー・レーシングWRT368ヤンネ・フェルムヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT239トルステイン・エリクセンヒョンデi20 Nラリー1ヒョンデ・シェル・モービスWRT1410エリオット・エドモンドソンシュコダ・ファビアRSラリー2トックスポーツWRT1213ルイス・ルッカフォード・プーマ・ラリー1Mスポーツ・フォードWRT8

■2024年WRCマニュファクチャラー選手権ランキング（第5戦終了時点）
PosManufacturerMachinePoints1ヒョンデ・シェル・モービスWRTヒョンデi20 Nラリー12192トヨタ・ガズー・レーシングWRTトヨタGRヤリス・ラリー12153Mスポーツ・フォードWRTフォード・プーマ・ラリー1116