なんの不便も感じず毎日のように使っているアイテムは買い替えるタイミングが難しく、なかなかアップデートできないもの。ですが思い切って変えてみることで日常が劇的に便利になるかもしれません。筆者はその典型例のようなアイテムに出会ってしまいました。日々の料理の効率がアップする、「最強の調味料ケース」を紹介したいと思います。
◆信じられないくらい便利! 神がかった設計の調味料ポット
筆者が度肝を抜かれたのが、このmarna(マーナ)の「調味料ポット」。価格は税込1,280円で、ホワイト・グレー・ブラックの3色の他にWEB限定色のクリアもあり、カラバリが豊富。調味料ごとに色分けをして使うこともできます。
筆者が購入したのは約370mL。約600mLのワイドタイプもあるので、よく使う調味料はワイドタイプを選んでも◎。高さはどちらも一緒で、サイズ違いで並べて置いてもきれいにまとまります。
フタのカラーに合わせた小さじスプーンとラベリングシールがついてきます。
◆見た目は普通だけど、まず開き方から大きく違う
見た目は昔からあるごく普通の一般的な調味料ケースですが、実はさまざまな秘密が隠されているんです。
まず驚くのが開き方。一般的な直方体タイプの調味料ケースは普通奥から手前へと開くイメージですが、このマーナの調味料ポットは手前から奥へとフタが開くんです。この構造のおかげでフタが邪魔にならないため中が見えやすく、調味料をさっとすくうことができます。
フタにはパッキンが付いていて、しっかり密閉してくれて湿気を防ぎます。
◆容器の中の“ひと工夫”でさらに便利に!
容器の中には「すりきり板」がついていて、容器のフチではなく中できれいに調味料をすり切ることができ、こぼしてしまう心配もなし。
しかもこのすりきり板の存在により、スプーンが調味料の中に埋もれてしまうことを防いでくれるんです。これまでは容器内でスプーンを見失い調味料の中を大捜索することも多々あったので、これはかなり画期的!
パッキンとすりきり板は取り外せて、分解して洗えるので衛生的。
◆今までのプチストレスを一掃してくれる使い勝手の良さ
長年インテリアとしての見た目重視でガラスキャニスターに砂糖を入れて使ってきた筆者。パッキン付きとはいえ木製のフタだったため中の砂糖がすぐに固まってしまい、スプーンでガリガリと削りながらどうにかやり過ごしていました。
外したフタを一旦置いて、使ったらまたフタをするというのも調理中だとかなりの手間で、さらに容器が丸型なのですり切りもできないという悲劇。
そこからのこの調味料ポットへの変化はさすがに革命すぎました。むしろ砂糖を入れるには不向きすぎたアイテムをなぜ必死で耐えながら使ってきたのか、今となっては謎すぎる……。そんなキャニスターですが、デザインは気に入っているので今では紅茶パックを入れて活用しています。
◆粉ものや他の調味料もこれに入れ替えたい!
「あとから再び買い足した」という口コミをかなり目にすることからも、使っている人の満足度の高さがうかがえるマーナの調味料ポット。筆者も使うごとに優秀さを実感して今や完全なる虜になってしまい、片栗粉など他の調味料もすべてこのポットに収納したい欲が湧き上がり止まらなくなっています。
「なんとなく」の気持ちで今の調味料ケースを使い続けている人にも是非使ってみてほしい! きっと手放せなくなるはずです。
<写真・文/鈴木美奈子>
【鈴木美奈子】
雑誌の読者モデルから2児のママに。現在はライターとして、コスメ・美容、家事コツなどの記事を執筆。