「退職代行は時代の当然の流れ」岡田斗司夫氏 2、3年以内に“起こりうること”を予想「じきに日本人全員が…」

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2024年05月13日 17:50  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

評論家の岡田斗司夫氏が12日、自身の公式YouTubeチャンネルを更新。話題となっている「退職代行サービス」をめぐって、今後「起こりうること」を予想している。

 

■GW明けに利用者が急増

「退職代行サービス」は、労働者本人に代わって退職の手続きを行うサービス。雇用側の執拗な引き留めなどの問題を背景に利用者が増加し、2018年ごろからメディアでも取り上げられるように。

就職などで環境が変わって1ヶ月が経過した今年のゴールデンウィーク明けごろに、若い世代を中心に利用者が急増していることも話題となっていた。

 

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■「感情トラブルに敏感」

自分も退職代行サービスの利用を考えているという20歳の男性から寄せられた質問に、岡田氏は「若い世代になればなるほど、他人との感情トラブルに関して敏感というか、すごいストレスを感じる」と指摘。

「そういうのがないように子供の頃からずっと育ってきたので、感情トラブルがあるぐらいだったら、もうここから逃げちゃおうっていうのは普通の判断だと思う。なので、退職代行は時代の当然の流れだと思います」と述べる。

 

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■2、3年以内に「みんな頼るようになる」

メディアでは、サービスを利用するのは若い世代が多いと伝えられているが、「じきに日本人全員が使うようになります。今年中かどうかは分からないですけど、2、3年のうちにたぶん日本人はみんな退職代行に頼るようになると僕は思ってます」と予想。

自分で直接交渉をせず、弁護士らに任せることについて、「他人との感情トラブルを避けるためにエージェント、代理人を使うっていうのは、どの時代でも権力者とか上流階級の特権だった」とし、「それが僕ら誰でも使えるようになってきた。一般大衆のレベルにまで降りてきた」と解説する。

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■家族間にもエージェント?

自動車保険で、事故の際の示談交渉サービスを強調しているテレビCMに触れ、「なんであれが、損害保険会社の一番の売りになっているのか。掛け金とかそういうのではなくて、感情トラブルを引き受けてくれるということ自体が売りになっている」と話す。

さらに、「おそらく近い将来、家族を含めたすべての他人との関係っていうのは、その中間にエージェントを入れるような時代になる」とも予測していた。

 

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■ユーザーからさまざまな声

岡田氏の話に、ユーザーからは「感情トラブルを丸投げできるシステム、なるほど」「まあヨーロッパは代理人社会やもんな」「職場の人間関係が一番面倒くさいもんな」と納得の声が。

一方で、「上手な嘘をつくのを学ぶのって、人生で大事だと思うんだけどな」「まだ未成年だけど、こういう人たちの考えとか気持ちとか全く分からん…」「手紙一枚出せばいいのに」と代理人を挟むことに疑問を抱く人も見受けられた。

■「退職代行サービス」の今後を予想

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)

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