ビデオテープのラベルにタイトルロゴを手書きで再現 クオリティ高すぎ……!

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2024年05月14日 21:01  おたくま経済新聞

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ビデオテープのラベルにタイトルロゴを手書きで再現 クオリティ高すぎ……!

 かつて映像の記録媒体として広く扱われていた「ビデオテープ」。なにが録画されているかわかるように、背面のラベルシールに番組名を書き込んでいたという方も多いと思います。


 そんなラベルシールに「番組のタイトルロゴを本物そっくりに手書きしていた」という方の投稿が、Xで注目を集めています。「ミンキーモモ」や「北斗の拳」「宇宙船サジタリウス」といった往年の名アニメのタイトルロゴは本物そっくり。眺めているだけでも、胸に熱いものがこみ上げてきます。


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 話題の手書きロゴラベルを作成したのは、ヒメミヤ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ツイッター(新人)さん(以下、ヒメミヤさん)。このレタリングは、自身が小学校高学年から中学生のころに書いていたもので、今も大事に保管されています。


 レタリングと言えば、中学の美術の授業で習う、文字を書く技法のひとつですが、当時は決して得意というわけではなく、どちらかと言えばあまり好きではなかった、とヒメミヤさん。幼少時は公式のビデオソフトを買うお金を持っていなかった為、少しでも本物っぽく見せよう……と考えた末の苦肉の策だったそうです。


 トレーシングペーパーやカーボン紙など、あらゆる道具を使い、再現したタイトルロゴの中でも、特にお気に入りと語るのは「赤い光弾ジリオン」。「影までつけて、懐かしかっこいいフォントですよね」と絶賛のフォントは、確かに力が入っているように感じます。まさに当時の知恵と工夫が詰まった作品集と言えるでしょう。


 投稿の返信欄には、出来栄えに対する絶賛の声と共に、「私もやってました」と、自慢のコレクションを披露する方も。これにはヒメミヤさんも「こんなことをしていたのは当時周りでは私だけだったので、当時の私に『仲間がこんなにいたんだよ!』って教えてあげたいです」と、思わず感動を覚えたもよう。


 今やデジタルが主流となり、こうしたラベル制作や手書きの作業は必要なくなりましたが、やはり人が直接書いたものには、思いや温かみが感じられるもの。何もかもが便利すぎることは、少し寂しいことでもあるのかもしれませんね。



<記事化協力>
ヒメミヤ・ウインドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ツイッター(新人)さん(@hime_w_cq_of_bs)


(山口弘剛)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024051407.html

このニュースに関するつぶやき

  • ロゴを本物そっくりに再現しているとは面白いですね。「北斗の拳」のタイトルロゴがやたらと格好良く見えます。
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