「見つけたら高確率で入る」犬飼貴丈が、“好きじゃん自分”と気づいた短時間で出るお店

0

2024年05月16日 08:10  週刊女性PRIME

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

週刊女性PRIME

犬飼貴丈 撮影/渡邉智裕 ヘアメイク/加藤ゆい スタイリスト/松下洋介

「こいつらバカだな〜って楽しんでもらえれば」

 イケメン俳優が勢ぞろいするドラマ『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 2024』Lemino独占配信中。タイトルのとおり、絶対にBLになってしまう世界に抗う主人公・モブを犬飼貴丈が演じる。原作は大人気の不条理BLギャグ漫画だ。

「今回は、“もういいや!”って」

「全力でバカやってる僕らを、気軽に楽しんでもらえるドラマだと思います。でもそれを僕たちは現場で大まじめにやってるんですよ。その状況が妙にツボに入ってしまって、面白くなっちゃうことがありました。なにやってんだ自分、みたいな(笑)

 今作は、絶対にBLにならないと思っていた犬飼演じるモブが……?というストーリー。絶対に自分はしないと思っていたのに、やっていることはあるか尋ねると、

僕、“趣味はカフェ巡りです”って言っている人のことを信用してなかったんです。おしゃれぶっているんだろうなって思っていて。今、まさか自分がカフェ巡りしてるとは……って感じです。散歩しているとき、カフェがあったら高確率で入っていることに最近気がついたんですよね。これカフェ巡りじゃん、好きじゃん自分、って(笑)。同族嫌悪だったのかもしれないです。

 カフェでは、ただコーヒーを飲むだけ。本を読んだり動画を見たりもせず、コーヒーを飲み終わったらさっと出ます。同じところにじっとしているのが苦手なんですよね。イマドキなおしゃれカフェよりは、昔ながらの純喫茶のほうが好きかな」

 犬飼が主演を務める“絶対BL”シリーズは、今作が3期目となる。

同じ役を演じるときに期間が空くと、前はどう演じていたかを思い出しながらやらないといけないので、そこが難しいなと思います。1作目でキャラクターを作ってしまってるから、そのキャラとの乖離がないようにしないといけないなと思うので」

 では前作をしっかり見返して役作りをしたのかと思いきや、

「でも今回は、“もういいや!”って」

 と、あっけらかんと話す。

その場でやりたいこと、こう演じたいと思ったことを優先しました。監督が前回までと違うということもあり、前作もあえて見返さずに臨みました

 そんな今作の見どころは?

「どんどんイケメンが出てきて、いろいろなシチュエーションでBL展開が起こります。見ている人を飽きさせない、たたみかける面白さが魅力だと思います。次はどうなるの?と、早く続きを見たくなるドラマなので、ぜひ楽しんでほしいです」

プライベートでのフラグ回収

 続々と巻き起こる“BLフラグ”を回避し続けるモブだが、自身は最近フラグを回収したことがあるという。

友達の始めた事業がうまくいかない、というフラグを回収しました。計画を聞いた時点で“これはだめだろうな〜”っていうフラグが立ちまくっていたので、やばいなとは思ってたんですけど。やっぱりうまくいってないんですよね。ちゃんとフラグ回収してくれました(笑)」

 と悪い顔でにやりと笑う、ブラックな一面も。今作には総勢30人ほどのイケメンたちが登場するが、いちばん似ているキャラは演じているモブだという。

「みんながわいわいしているところから、一歩引いて見ていることが多いところが似てるなって思ってました。ただ、今作からは一歩引いている部分がなくなっちゃったんですよね。彼、思いっ切り渦中にいるんで(笑)。だから今回はそんなに似ているとは思えなかったかも。逆にいちばん自分から遠いなって思うのは東條(塩野瑛久)です。背景にバラを背負うような王子様キャラでは絶対にないっすね」

 王子様のようなイケメンなのに、気取らないゆるい空気感。彼に落ちるフラグは、回避できないかもしれない。

好きな“モブ”キャラ

『ONE PIECE』に出てくる「ウータンダイバーズ」が好きです。空島編に出てくるストレッチマンみたいな格好をしたキャラで、2〜3コマしか登場しないと思います。水中で耳を澄まして、何か見つけたら「ありました!」って報告するだけのキャラなんですけど、それがかわいいんです。

『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 2024』


Leminoにて全6話期間限定無料独占配信中 (C)FANY Studio

    ニュース設定