鈴木亮平、「実写化はムリ」諦めムードを壊した役作り ”もっこりダンス”のこだわりに脱帽…

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2024年05月23日 11:30  Sirabee

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(©ニュースサイトしらべぇ)

Netflixで配信中の映画『シティーハンター』が話題を呼んでいる。主演を務める鈴木亮平の振り切った演技も好評だ。

これまで、鈴木は漫画の実写化作品に多数出演してきたが、業界内では彼を再評価する声が増えていて…。

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■人気漫画の実写化

『シティーハンター』は同名の人気漫画を実写化したもの。東京・新宿で殺し、ボディーガード、探偵等を請け負う始末屋(スイーパー)の活躍を描いたハードボイルドコメディ。

鈴木が演じる主人公・冴羽獠は始末屋として高い技術を誇るものの、無類の美女好きな一面を持つ。4月25日にNetflixで配信するや話題を呼び、4月22〜28日の『週間グローバルTOP10』で初登場1位に。

配信から1ヶ月近く経つ現在も、高い人気を誇っている。

 

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■“もっこりダンス”にもこだわり

鈴木は作中で「もっこりちゃーん! もっこりちゃーん!」とパンツを脱ぎ捨て、裸踊りを披露するなど、振り切った姿を見せている。“おバカだけどカッコいい”冴羽を演じるため、役作りにも気合が入っていたようだ。

ある制作会社関係者は、「昔から、鈴木さんは『いつか冴羽獠を演じたい』と熱望していました。原作を細部まで読み込み、お馴染みの“もっこりダンス”シーンの振り付けを何度も練習し、撮影現場でも積極的に意見を出していたそうですよ」と話す。

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■「実写化はムリ」諦めムードを壊した

2013年の映画『HK 変態仮面』 、15年の映画『俺物語!!』、17年のドラマ『銭形警部』(日本テレビ系)など、鈴木は人気漫画の実写化作品で多数主演を務めた。特に、原点となった『HK 変態仮面』は業界内の流れを変えるきっかけの一つになったようだ。

「原作となった『究極!!変態仮面』はパンティを顔に被ったほぼ全裸のヒーローの活躍を描いています。『週刊少年ジャンプ』で連載されていたため、男性人気が高く、際どいキャラクターということもあって『実写化はムリ』という諦めムードがありました。ですが、鈴木さんは15キロ体重を増やしてからトレーニングで洗練された肉体を作り、見事に演じきりました。この作品を機に、『実写化難易度の高い作品は鈴木さんにオファーしよう』という流れができた印象です」(前出・制作会社関係者)。

徹底した役作りが、彼の俳優としての評価を高めたのだろう。

 

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■現場での人柄も好評

巧みな演技力はもちろん、現場での人柄も好評だ。前出の制作会社関係者が続ける。

「他の出演者はもちろん、年下のスタッフも『さん』付けするなど、誰に対しても腰が低く優しいです。撮影現場で、緊張している若手のタレントにも気さくに声をかけ、自然とみんなの輪に引き込んでくれます。鈴木さんがいる現場は明るい空気になるので、スタッフからも好評なんですよ」(前出・制作会社関係者)。

これからも、鈴木は実写化作品でたくさんの人を楽しませてくれるに違いない。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)
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